30代からの投資をおすすめする4つの理由
30代から投資を始めるのがおすすめな理由は大きく分けて4つ。
(1)長期投資ができる
(2)複利効果の恩恵が受けられる
(3)投資額を増やしやすい
(4)投資戦略を立てやすい
といった理由があげられます。ここからは投資をおすすめする理由について詳しくみていきましょう。
長期投資ができる
30歳だとすると、65歳から始まる老後までは35年。30代最後の39歳だとしても26年あります。老後までの時間が長ければ長いほど、長期間投資を継続するチャンスがあるため、それだけ資産を増やすことが可能です。
さらに定期的な収入を積み立てに回していけば、投資元本も投資年数と共に膨らんでいきます。30代から投資を継続していけば、老後に差し掛かるころにはかなり大きな金額の資産を形成可能。
投資によって築いた資産によって安定した余裕のある老後生活を送ることができるでしょう。
複利効果の恩恵を受けられる
投資において資産を増やすうえでは「複利効果」という考え方が重要。 投資によって得た収益を再投資に回すことによって得られる効果で、再投資によって投資元本が次第に膨らんでいくため、得られる収益も大きくなるというものです。
複利効果は投資期間が長ければ長いほど大きな効果を生み出します。先ほど紹介した通り、30代はまだ老後まで時間があり、長い期間投資を継続することが可能です。その長期間にわたって複利効果を享受することにより、さらに資産を大きく増やすことができるでしょう。
ただし、この複利効果を得るためには、投資で得た収益を消費するのではなく再投資に回す必要があります。 生活費に回したり、ほしいものを購入するのに使ってしまったりしないように注意しましょう。
20代より投資できる額が増える
30代になると平均年収は400万円を超えてきます。 30代前半の平均年収が、男性で470万円、女性で315万円です。また、30代後半では、女性は314万円ですが、男性は平均年収が528万円まで上昇。
平均値を踏まえると、もし30代同士で結婚して共働きとなれば、男女合わせて800万円を超える世帯も少なくないでしょう。これだけの年収があれば、生活費を引いたあとでも相応にお金に余裕が出てきます。
投資は多くの資金で行ったほうが、得られる収益金額は大きくなると期待できるため、30代は20代より投資で資産を増やしやすいのです。
投資戦略を立てやすい
30代になると結婚や子供の人数などが定まってきます。 また、仕事についてもある程度1つの職場に落ち着く方が増えてくるため、20代と比較して将来のプランを立てやすくなる時期です。
ライフプランが定まれば、何歳までにどの程度の資金があるのが望ましいかも明確になってきます。たとえば結婚資金や、住宅の購入費、子供の教育費といったように、将来を見通したうえで、目標金額を得るために投資を行うことが有効に。
ライフプランが明確になることで、より目的をもって投資を行うことができるのも、30代の特徴なのです。
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