やりがいを刺激する
歯科衛生士や歯科助手は「医療に携わりたい」「人の役に立ちたい」と思ってその職業を選んでおり、もともと責任感が強い人、患者様のためになりたいと思っている人が多いと思います。
日本歯科衛生士会の調査でも「歯科衛生士の仕事の魅力」という質問に対する回答として「人や社会に貢献できる」や「人の命や健康を守る仕事である」に丸を付けた人は9割以上にのぼります。
また実際歯科衛生士のための情報サイト(※1)によると、歯科衛生士のやりがいとして以下のような声が挙がっています。
※ シシカラDH+「歯科衛生士に聞いた!仕事の魅力と大変なこと」
・患者さんとの関わりがメインの仕事なので、人の温かみや感謝される喜びが得られる
・患者さんによって対応や処置も変わるので、大変だけど、毎日同じ仕事の繰り返しという感覚にならず新鮮
・治療を嫌がっていた小さい子どもが、成長するにつれて治療を克服していく姿を見ると、親心のような気持ちになる
・自分の処置や付き合い方は間違っていなかったんだなと、患者さんに教えてもらえることもあるので、毎日が刺激的
患者様に直接口腔ケアや処置を施したり治療に関する説明をしたりすることで、女性スタッフは「やりがい」を感じていることが分かります。
仕事にやりがいを見いだすことができれば離職しにくくなるうえに、もっとスキルアップしたい、もっと患者様の役に立ちたいといった向上心も生まれます。またやりがいを感じていれば、困難なことがあっても投げ出すことなく乗り越えようと努力します。
私の歯科医院でもこのようなやりがいを意識してもらうことで、より女性スタッフに責任感が生まれ医院としてまとまりのあるチームになっていったのです。