拡大する韓国オンライン診療アプリ「ドクター・ナウ」
韓国でもオンライン診療アプリが登場します。韓国第1位のオンラインによる非対面診療アプリ「ドクター・ナウ」(Dr.Now)は、約400万件のデータを有しています。2022年には300万ダウンロードされ、利用者累計は600万人を超えています。付属医療機関は1,500件以上になります。
韓国の漢陽大学医学部出身で、ドクター・ナウの代表であるチャン・ジホ氏は、2019年にドクター・ナウを創業し、翌年の12月にサービスを開始しました。ドクター・ナウは現在、韓国オンライン診療アプリのなかで堂々の1位に存在しています。コロナ禍での影響もあり、その成長速度はかなりのものでした。
幅広い年齢層が利用するドクター・ナウ…101歳の利用者も
サービス開始当初は、20~30代の利用者がほとんどでしたが、その後40代以上の利用者が増加し、全ユーザーの30%以上を占めるようになります。そして、いまも年齢層の拡大は増え続けています。
ドクター・ナウ利用者の最高齢者は101歳といわれています。ドクター・ナウは「家族代理人受付機能があるので、スマートフォンやPCの操作に慣れている人が加入し、高齢者や幼児のオンライン診療を手配している」と説明しています。
世界からも注目を浴びる
ドクター・ナウの成長は、オンライン診療および処方薬の配送サービスが、日常のサービスのひとつになりつつあることを証明したと韓国ではみられています。 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領政権においても、この流れに注目し、政府関係者が同社を訪問したことでも、その関心の高さが伺えます。
韓国国内でのオンライン診療の使用は、地域的にも大きな偏りはありません。全国の提携医療機関により19の診療科目を運営し、居住地や時間に関係なく診療を受けることができます。処方薬配送においても、ソウルおよび首都圏、6つの広域市で当日配送が可能であり、全国宅配システムも備えています。
その利用者はいまも増え続けています。 社長のチャン・ジホ氏は、2022年5月にフォーブス誌の「30歳未満のアジアのリーダー30人」に選出されているアジアでも注目されている人物です。ドクター・ナウは、ソフトバンクベンチャーズをはじめとするいくつかの企業から10億円以上の投資を受けていることでも、その将来性を期待されていることが証明されているといえるでしょう。
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