(※写真はイメージです/PIXTA)

三井住友DSアセットマネジメント株式会社が、2022年10月10日~10月21日のオーストラリア市場について振り返ります。※本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポートを転載したものです。

為替

ここ2週間の豪ドルの対円レートは、上昇しました。豪州では、10月20日に9月の雇用統計が発表され、失業率が引き続き歴史的低水準を維持したものの、為替相場に大きな影響はありませんでした。期間中、米国では9月の消費者物価指数が市場予想を上回ったほか、ミシガン大学消費者信頼感におけるインフレ期待が上昇したこと、複数の米連邦準備制度理事会(FRB)の高官からタカ派な発言が相次いだことなどから、今後も大幅な利上げが続くとの見方が強まり、米ドル高円安が進行し、豪ドルの対円レートは上昇しました。

 

(注)左グラフは2021年10月21日~2022年10月21日、右グラフは2022年10月7日~2022年10月21日。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2021年10月21日~2022年10月21日、右グラフは2022年10月7日~2022年10月21日。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

金利

ここ2週間の豪州3年国債利回りは大幅に上昇(債券価格は下落)しました。米国で消費者物価指数が市場予想を上回ったことや、インフレ期待が上昇したこと、複数のFRB高官からタカ派な発言が相次いだことなどから、今後も大幅な利上げが続くとの見方が強まりました。このため、米国債の利回りが上昇し、連れて豪州の3年国債利回りも大幅に上昇しました。

 

(注)左グラフは2021年10月21日~2022年10月21日、右グラフは2022年10月7日~2022年10月21日。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2021年10月21日~2022年10月21日、右グラフは2022年10月7日~2022年10月21日。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2022年10月10日~10月21日のオーストラリアマーケット動向』を参照)。

 

(2022年10月24日)

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