忍び寄る「眼精疲労」のリスクと解消法
オンライン会議では、どうしてもモニターを見る時間が長くなってしまいます。
脳同様、目も疲れています。
モニターを見ているとき、人は瞬きの回数が普段の50%以下に減ってしまうようです。
目を開いている時間が長いのですから、涙液は蒸発します。当然、ドライアイになる可能性が高くなります。
モニターを見ているときは、まめに目薬をさすなどして、目をいたわってあげましょう。
起きている間、私たちは常に目を使い、何かを見ています。モニターを見なくても、生活しているだけで、目は疲れます。とはいえ、普通の目の疲れは、夜寝れば回復するものです。
夜寝ても回復しない目の疲れを「眼精疲労」といいます。疲れの症状が重い状態を指します。
私も長時間モニターを見ていると、頭痛、不眠などの症状が起こります。モニターを見る時間をセーブして、できるだけ目を守る必要があると感じる瞬間です。
モニターから発せられる光はLED(発光ダイオード)です。
ご存じの方も多いと思いますが、LEDはブルーライトという460ナノメートルの波長成分を持つ光を発します。そのため、夜にブルーライトを浴びると、眠りの質が悪くなることがわかっています。
また、ブルーライトに触れる時間が長いと、身体は瞳孔を縮めようとします。
それにより、目の筋肉を酷使することになり、頭痛や肩こりの原因になります。
オンラインワークが原因の眼精疲労の予防法としてアメリカ眼科学会が推奨している方法があります。
「20・20・20法」といいます。20分おきに、20秒の休息を入れて、20フィート(約6メートル)離れたものを見る習慣を付けようというのです。
仕事に集中していると、20分で休憩を入れるのは難しいものです。ですが、気づいたときにモニター以外のものを見る習慣を付けるだけでも目にとっては有難いはずです。
目をモニターから外すとき、一緒に深呼吸をしたり、伸びをしたりするのもいいでしょう。
リモート時代、一生懸命働いてくれている目や身体にもいたわりの心を持ちたいものです。
【重要!】自分の目や身体にいたわりの心を持つ。
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