東京での成功をきっかけに、地元から両親を呼び寄せ、一緒に住むこととなったタレントの松本明子氏。仕事も忙しく給料も増え、思い切って両親と住む建て売り住宅を購入した彼女でしたが、空き家となった実家を手放すことなく、維持費を払い続けていたといいます。それはなぜなのか、みていきましょう。

親孝行のため両親が上京。高松の実家は空き家に…

「TVチャンピオン」(テレビ東京)、「電波少年」「DAISUKI!」(ともに日本テレビ)…… 。デビューから鳴かず飛ばずだった私が、やっと忙しくお仕事をさせていただけるようになったのは20代半ばのこと。お給料が上がって生活にも少し余裕ができました。

 

そこで27歳のとき、そろそろ親孝行がしたいと思い、高松の両親を東京に呼び寄せ、賃貸マンションで一緒に暮らすことにしました。両親も60代半ばになっていましたから、高松に2人でいるより、そのほうがいいと思ったのです。

 

両親が東京に来れば、実家は空き家になりますが、2人とも売るとか貸すとか、そんなことはまるで考えていなかったようです。娘に誘われて上京したものの、当初は永住するつもりはなかったと思います。

 

その証拠に生活用具は一切合切残してきたし、年に2、3回は夫婦で高松に帰って、窓を開け、空気を入れ換えたり、掃除をしたりしてましたから。先祖代々のお墓が高松にあるので、それも気がかりだったようです。

 

それともう1つ。浮き沈みの激しい芸能界にいる娘のことが心配だったのです。

 

いまはちやほやされているけれど、いつまでこの人気が続くかわからない。仕事が減れば収入も減る。そうなれば明子の負担になるから一緒には暮らせない。高松に帰らなきゃいけない。それを考えたら実家は手放せない。

 

残しておけば、明子だって仕事がなくなり、東京で暮らせなくなっても、帰れる場所があるじゃないか……。両親はそう考えて、実家をそのまま残すことにしたのだと思います。

 

私が芸能界で食べられなくなったときの保険のつもりだったのでしょう。

 

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    ※本連載は、松本明子氏の著書『実家じまい終わらせました! 大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方』(祥伝社)から一部を抜粋し、再編集したものです。

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    松本 明子

    祥伝社

    数十年前に建てたマイホーム。現在は子が独立し、故郷に親御さんだけが住み続けているという方がほとんどなのではないでしょうか。ゆくゆくは実家に住む人が誰もいなくなってしまうのは予想できるけれど、日々の忙しい生活でと…

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