(※写真はイメージです/PIXTA)

本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

2022年9月の注目イベント

■このところの金融市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の今後の金融政策に対する思惑で動いていると言え、世界の市場参加者の目はFRBの金融政策に注がれています。9月は20日、21日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されます。パウエル議長の記者会見や、合わせて発表されるFOMC参加者の政策金利や経済、インフレ見通しが注目されます。金融政策当局者の判断は、特に労働市場やインフレの強弱によって左右されると見られるため、それらの経済指標には引き続き注視が必要です。

 

■9月は米国だけではなく、多くの国・地域でも金融政策決定会合が予定されています。欧州や英国などでは利上げが見込まれていますが、エネルギー価格がとりわけ大きく上昇している事もあり、景気減速が近づいているとの見方があります。インフレと景気のバランスをどう取るのか、両中央銀行は難しい判断を迫られそうです。日本でも、引き続き日銀の目標を上回る消費者物価指数の上昇となる見込みですが、金融政策への方針は当面変わらない見込みです。

 

(注)2022年8月24日現在。日付は現地時間。 (出所)各種報道等を基に三井住友DSアセットマネジメント作成
各国・地域の経済指標、金融政策決定会合等イベントの予定(2022年9月) (注)2022年8月24日現在。日付は現地時間。
(出所)各種報道等を基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『米利上げペースに変化はあるか?その他主要中銀の動向にも注目【専門家が解説】』を参照)。

 

三井住友DSアセットマネジメント株式会社

投資情報グループ

 

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