言葉にすれば目標達成に向けて「加速」する!?
1000万円貯金を始めたら、そのことを親や周囲の人に話してみましょう。
すると、後述する「加速の法則」が働き、協力者が現れたり、思わぬ臨時収入が入ってきたりします。
「お母さんのへそくりがあるから協力するわ」とカンパしてくれたり、予想をしなかったアルバイトの仕事が舞い込んだりして、お金がおもしろいように貯まってくるのです。
5年もかからず1000万円貯めたEさんの事例
セミナー受講生のEさんが最初に提示した計画表は、月5万円の貯金で約7年かけて1000万円を達成する、というものでした。
しかし私は「まじめにやっていると、この通りにはならないよ」と彼女に言いました。そして、こう続けました。「必ずもっと短い期間で達成できるから」と。
実際、彼女は途中で何回か貯金計画表を前倒しのスケジュールに書き換えました。前倒しのスケジュールで貯金することができるようになってくると、お金に対するプラスイメージがドンドン上がるので、貯金の額をさらに増やすことができます。
その域に達すると、周囲が「5年で1000万円なんて貯金できるわけがない」と言っても、「私はできる」と思えるようになるのです。最終的に、彼女は5年もかからないうちに1000万円に手が届いたのです。
【図表 貯金計画表の例(Eさんの場合)】