周囲の人に「貯金の額」を聞いてみる
貯金額が200万円を超したら、次に向かう目標は450万円です。450万円は、ゼロから始めた人もだいたい3年くらいで達成する金額です。
貯金額が200万円と450万円のあいだで気持ちが折れそうになったら、周りの友だちにそれとなく、「貯金、いくらある?」と聞いてみるといいでしょう。20代前半だと、100万円、200万円の貯金がある人はわりとたくさんいますが、300万円以上の人はあまりいないと思います。
すると、300万円達成できた段階で、「私は他人とは違う」という自分の特別感が出てきます。その意識が芽生えれば、450万円は貯められます。
もちろん、友人に貯金の額を聞くときは、自分の貯金の金額は言わないようにします。言ったとしても、友人たちより少なめに伝えましょう(本当のことをいえば、自分の貯金を自慢したいのかと思われることもありうるので)。
「折り返し地点」が見えてくれば楽になる
450万円の壁を越えると、1000万円貯金は90%の確率で成功します。450万円貯まっていない人は、「1000万円貯めるにはどうしたらいいですか」と聞いてきます。しかし、450万円を超えた人は「1000万円貯まったらどうしたらいいですか」と聞くように変わってくるのです。
これはマラソンと同じです。折り返し地点が間近になると、ゴール、すなわち1000万円貯まることが見えてくるのです。450万円貯金できると、貯金することは完全に習慣化し、何の苦も感じなくなっています。そこから1000万円貯めることは、ゼロから450万円貯めるよりもはるかにラクに感じるはずです。