(※画像はイメージです/PIXTA)

子どもの性格や家族構成など、家庭のかたちや在り方はそれぞれです。ひとつの目標に向かって家族が互いに思い合い、力を合わせることで、家族の絆が強くなり、親も子も成長していくことができます。塾なしで長男を志望校に入学させた塚松美穂氏の著書『「塾なし」高校受験のススメ』(プレジデント社)で解説します。

親も子も成長していける「受験生の親の心得」

■受験は親の言葉かけ次第! うまくいくサポートとは?

 

塾なし受験の場合、子どもは自宅で長く勉強するため、家や家族の状態が少なからず受験生には影響します。「勉強に集中できる環境を整える」ことが、親としての最大の役割です。もちろん、静かにしてあげることは大切なのですが、それだけではありません。気を使いすぎるとお互いに窮屈です。

 

塾なし受験は、日常の子育てに受験サポートを組み込む意識が必要です。そのため家の中は、リラックスできる雰囲気を保ち、普段通りに過ごしていました。息子の勉強中につい大声で話しすぎて「ちょっと静かにして」と、2階の部屋から言われたことが何度かあります。そうやって伝えることで修正する、気づき合える関係をつくっていくことが、コミュニケーションです。

 

塾なし受験の過程で密接な1年を過ごすなら、いつもピリピリしているより、楽しみながら頑張っていくほうがいいですよね。親の選ぶ言葉や声のかけ方、対応の仕方で、勉強に対する子どもの意識やモチベーションは大きく変わると考えています。親の心がけ次第で、受験期間をうまく乗り越えられるのです。

 

コロナ禍で、家族が家で過ごす時間が増えました。誰もがストレスを抱えやすくなっています。ついイライラして、子どもに対して言葉がきつくなってしまわないように気をつけましょう。コロナ禍の影響は受験生にも大きく、不安になることも多いでしょう。ストレスを抱えてしまわないように、注意深く見て寄り添ってあげましょう。

 

必要なコミュニケーションはしっかりとって、子どもの様子や学習進度を上手にチェックしましょう。過度に監視するようなことをする必要はありません。「何かあったら言ってね」というスタンスで見守っていくことも時には必要です。何でもやってあげようではなく、サポートする部分と自力でやってもらう部分、このバランスが大切だと思います。

 

私たちの受験期を振り返って、どんなことを意識しながら過ごしていたのか、列挙してみました。「受験生の親の心得」というほどではありませんが、こんなことを意識して過ごすと、上手なサポートができるのではないでしょうか。

 

▶受験生の親たる心得

 

①聞き上手になる。まず子どもの話を聞く
②強要言葉はNG、優しく、前向きに誘導する
③おいしいごはんを一緒に食べる
④家族仲良く、特に受験や勉強のことでけんかはしない
⑤頑張った努力を認めて褒める
⑥成功も失敗も、自分の経験を話す
⑦家は明るく、楽しく、笑いを絶やさず

 

我が家は、食事の時間を本当に大切にしました。食卓を囲んで、話し合うこともリラックスすることもできます。おいしいごはんは、元気の源です。時々「吉本新喜劇」を見て大爆笑もしました。お笑い番組を見て爆笑することは、心と体に絶対にいいと思っています。

 

何か参考になりそうなものはありましたか。子どもの性格や家族構成など、家庭のかたちや在り方はそれぞれです。自分たちが自然体で塾なし受験を続けられるよう、ちょっとした心がけや意識、家族や子どもへの思いやりが大切になります。ひとつの目標に向かって家族が互いに思い合い、力を合わせることで、家族の絆が強くなり、親も子も成長していけるのです。

 

【ワンポイントアドバイス】
子どものやる気は、親の心がけ・言葉かけ次第。

 

塚松美穂
ライター・教育アドバイザー
学習支援コーディネーター

 

 

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    ※本連載は塚松美穂氏の著書『「塾なし」高校受験のススメ』(プレジデント社)の一部を抜粋し、再編集したものです。

    「塾なし」高校受験のススメ

    「塾なし」高校受験のススメ

    塚松 美穂

    プレジデント社

    たくさんの習い事に、塾を掛け持ちしている小学生。中学生になれば、学習塾にいくのが当たり前の世の中で、周りを見れば塾通いのクラスメートばかり。「塾にいかないと子どもたちは希望する進路に進めないのだろうか」という疑…

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