(※写真はイメージです/PIXTA)

医師の近藤靖子氏が、「シニア世代を健康かつ快適に過ごすために、50代や60代前半の生活のうちに気をつけたいこと」として、「足がつったときの対処法」について解説していきます。

夏のクーラーにも注意?つりにくくするための「対策」

私の場合には、冬の室温低下や夏のクーラーで脚が冷えた場合に起こることが多いようです。

 

対策としては、筋肉をストレッチしてほぐすことです。そうすることによって、血行が改善し、攣りにくくなります。直接的には下腿・ふくらはぎのストレッチ、すなわち準備運動などで定番の、アキレス腱を伸ばすストレッチをすることです。これは同時にふくらはぎのストレッチにもなります。

 

さらに下半身の筋肉強化もしたければ、大きな筋肉の筋肉量を増やすトレーニングも行うと、身体の代謝率も上がり、より健康的になります。フィジカルトレーナーの中野氏によると、具体的な運動としてはスクワットやヒップリフト、レッグカールなどがあります※2。

 

運動量としては、20回×2〜3セットすることがおすすめだそうですが、私が実際にやってみるとかなりきつい運動です。

 

中野氏によれば、強めの運動を行うことで筋肉に軽度の傷ができ、その傷が修復される時に筋肉量が増すので、後から筋肉痛を感じるようなきつめの運動がおすすめということです。

 

必要な筋トレの内容はわかりましたが、より楽しく運動できる方法として私はバレトンというプログラムを思い出しました。バレトンとは、ニューヨーク発祥のバレエとフィットネス、ヨガを組み合わせた有酸素運動です。

次ページより楽しく運動できる「バレトン」とは

本記事は幻冬舎ゴールドライフオンラインの連載の書籍『認知症のリアル 時をかけるおばあさんたち』(幻冬舎MC)より一部を抜粋したものです。最新の法令等には対応していない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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