夜中に目が覚めると「認知症の発症リスク」が高まる?…予防に効く4つの生活習慣 (※写真はイメージです/PIXTA)

「生涯ずっと笑って過ごすためのカギ」。医師の北廣美氏は書籍『人生100年時代健康長寿の新習慣』のなかで「認知症予防」について解説しています。

「認知症」完治は難しいが予防は可能

認知症を完治する有効な治療法は、残念ながら今のところは見つかっていません。

 

というのは、認知症(特にアルツハイマー病)の症状が現れる前から脳内ではタンパク質の異常な蓄積が始まっており、認知症と診断された時には、すでに相当の神経細胞が機能不全に陥っていると考えられているからです。

 

そのため、認知症を発症した時点ではその対策はきわめて困難になるのです。

 

認知症が増えている背景として、食生活の欧米化、自動車の普及に伴う運動量の減少、核家族化による対話の喪失や社会的な交流の減少など、近年の生活スタイルの変化がありますので、こうした生活スタイルを改善し、健康的な生活を送ることで予防は可能です。

 

ですから、若い頃から意識して健康的な生活を送るように心がけていれば、その予防効果は大きいと思います。

脳トレと生活習慣の改善が決め手!

代表的な認知症予防として次のようなことが挙げられています。

 

(1)栄養バランスの良い食事

 

バランスのとれた食事によって、アルツハイマー病の30%を予防できるという報告があります。新鮮な果物や野菜、精製されていない全粒穀物、脂肪分の少ない良質なタンパク質をとり、ファーストフードや加工食品をできるだけ減らすようにしましょう。

 

(2)適度な運動

 

家にいながらできる運動として、たとえば階段や踏み台を使って行なう昇降運動は、動脈硬化を改善し、血管疾患のリスクを低下させ、呼吸機能を改善します。それだけでなく、体の炎症を軽減し、細胞の寿命を延ばす効果もあります。運動時間の目安は1日30分。10分を3回に分けてもかまいません。週3日以上行うのがおすすめです。

 

昇降運動の例

 

(3)認知トレーニング(脳トレ)

 

カードゲーム、クロスワードパズル、コンピュータゲーム、講演の聴講、芸術品や工芸品の制作、グループ討論、音楽の鑑賞などは脳を刺激し、活性化します。また、計算やしりとりなどを行うことで記憶力が向上しますから、認知症予防が期待できます。

 

(4)社会的なつながり

 

社会生活の場で他人との交流、集団に参加していくことで、神経細胞ネットワークを強化することができると考えられています。そのためにも社会とのつながりを積極的に持つような生活を心がけることも、認知症予防に効果的です。

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本記事は幻冬舎ゴールドライフオンラインの連載の書籍『人生100年時代健康長寿の新習慣』(幻冬舎MC)より一部を抜粋したものです。最新の法令等には対応していない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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