(※写真はイメージです/PIXTA)

いくら真面目に働いて貯金にいそしんでも、老後資金の不足は心配は尽きません。不安な気持ちを和らげ、将来の資産形成を実現するために、私的年金や長期投資へトライしてみましょう。プロが平易に解説します。※本記事は『マンガと図解でよくわかる 老後のお金 本当に必要な金額の答えと今からできる対策』(インプレス)から抜粋・再編集したものです。

公的年金への上乗せで「老後資金を増やす」7つの方法

◆様々な方法を併用して資産を育てる

はじめに、公的年金の他にどのような種類の老後資金があるのか、現在よく活用されている7つを中心に、あらためて確認しておきましょう。

 

まず、企業年金ですが、これは制度を導入している企業の会社員が退職金などの形で受け取れる年金です。

 

その企業年金とは異なり、個人で準備する老後資金が私的年金ですが、その中でも元本割れのリスクがない安全な方法として、最も広く利用されているのが貯蓄です。また、同様に安定性が高い方法として個人年金保険という保険商品があり、毎月支払った保険料の総額+上乗せの一定額を老後に年金として受け取ることができます。

 

しかし、これらの方法は安全な反面、資産を大きく成長させることには不向き。そこで併用したいのが投資です。

 

投資というと、大きなリスクを背負って株式を売買するイメージが強いかもしれませんが、長期投資で資産形成を目指す場合は、投資信託という比較的値動きの安定した金融商品をコツコツ積み立てていく方法がよく利用されます。

 

特に近年は、iDeCoつみたてNISAなど、投資信託を利用した税制優遇のある資産形成を支援する制度が充実しつつあり、初心者でも安定した投資を行えます。ただし、これらの制度で投資できる額には上限があるため、より大きな額を運用する場合には追加で通常の投信積立を行うことになります。

 

[図表1]

 

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マンガと図解でよくわかる 老後のお金 本当に必要な金額の答えと今からできる対策

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酒井 富士子

インプレス

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