ダイエット成功者は目標設定がうまい
▶Q:目標を立てるならどっち?
A:「できるかできないか」のギリギリがベスト!
B:確実にできる余裕を持ったレベルがベスト!
正解はこっち! A:「できるかできないか」のギリギリがベスト!
■達成する見込みが50%の目標設定がダイエットの成功率を上げます。
ダイエットを始めても挫折しやすい人は、「2週間でお腹を凹ませたい」「2か月で体重を10kg落としたい」など、非常に高いハードルを掲げる傾向があります。
しかし、高い目標をクリアするためには、当然、食事のコントロールは厳しくなり、トレーニングの内容もハードになります。そのため、どうしても挫折してしまうのです。
かといって、簡単にクリアできる目標を並べても、体への刺激が足りません。ダイエット効果が実感できず、やはり挫折の原因になります。
実はダイエットが成功する人たちには、「目標設定がうまい」という共通する特長があります。
人は目標を達成すると、“幸せホルモン”と呼ばれる脳内物質(神経伝達物質)、ドーパミンが分泌され、幸せ感、充実感を味わえます。すると「もう一度、この幸せ感を味わいたい!」と思うので、同じ行動を繰り返すようになります。
つまりドーパミンを分泌させるような目標を設定することで、ダイエットの成功率をぐっと上げることができるのです。
目標は高すぎても、低すぎても、達成感が得られないのでドーパミンは分泌されません。ドーパミンがドバッと出る目標設定のポイントは、自分にとって「これならできそうかな?」と思うもの、つまり「できるかできないか(フィフティフィフティ)」のラインで考えること。ズバリ、達成率50%のレベルです。
最初は達成率50%の目標も、繰り返しクリアするうちに、楽々とできるようなります。そうしたら、例えば運動であれば回数、負荷を増やすなどして、次のレベルにステップアップ。 すると、目標を達成するたびにどんどんできることが増え、「なりたい自分の体」に近づいていくのです。