メキシコ中銀が0.75%の利上げ…今後の展開は?【専門家が解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

政策金利は7.75%に

■メキシコ銀行(中央銀行、中銀)は6月23日に金融政策決定会合を開き、政策金利を7.0%から7.75%に引き上げました。

 

■中銀による利上げは今回で9会合連続ですが、利上げ幅は0.5%から0.75%に引き上げられ、米連邦準備制度理事会(FRB)と歩調を合わせた格好です。

タカ派姿勢を鮮明にする中銀

■5月のメキシコの消費者物価指数は前年同月比で7.65%の上昇となり、引き続き中銀の目標レンジ(上限4%)を大きく上回っています。

 

■インフレ高止まりや、FRBの金融引き締め姿勢の加速を受け、弊社では政策金利の見通しを引き上げました。 政策金利は今回に続き、8月と9月の会合でも0.75%の利上げが実施され、9月末には9.25%まで引き上げられるものと予想しています。

 

(注)政策金利は2019年1月1日~2022年6月23日。消費者物価は前年同月比、2019年1月~2022年5月。 (出所)FactSet、メキシコ銀行のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
政策金利と消費者物価 (注)政策金利は2019年1月1日~2022年6月23日。消費者物価は前年同月比、2019年1月~2022年5月。
(出所)FactSet、メキシコ銀行のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

利上げ継続でペソは堅調

■5月の米消費者物価指数の発表と前後して米長期金利が急騰した場面では、メキシコペソがやや弱含む場面もありましたが、その後は米長期金利の上昇が一服したこともあり、ペソは底堅い推移が続いています。

 

■堅調な個人消費を背景とした景気回復や積極的な金融引き締めの継続から、ペソは堅調な値動きが続くものと思われます。インフレ指標やFRBの政策如何では今後も一時的に不安定な値動きとなる局面も想定されますが、ペソは1米ドル=20ペソを中心としたレンジ内での底堅い推移が続くものと予想しています。

 

(注1)データは2019年1月1日~2022年6月23日。 (注2)メキシコペソ/米ドルは逆目盛。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
メキシコペソ (注1)データは2019年1月1日~2022年6月23日。
(注2)メキシコペソ/米ドルは逆目盛。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『メキシコ中銀が0.75%の利上げ…今後の展開は?【専門家が解説】』を参照)。

投資情報グループは、運用や調査経験豊富なプロフェッショナルを擁し、経済や金融市場について運用会社ならではの情報発信を行っています。幅広い投資家に良質な情報を伝えるべく、年間で約800本の金融市場・経済レポートの発行の他、YouTube等の動画、Twitterでの情報発信を行っています。

著者紹介

連載【デイリー】マーケットレポート/三井住友DSアセットマネジメント

【ご注意】
●当資料は、情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
●当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、三井住友DSアセットマネジメント、幻冬舎グループは責任を負いません。
●当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
●当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
●当資料は三井住友DSアセットマネジメントが信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
●当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
●当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧
TOPへ