客としてホテル・旅館に宿泊する際にはあまり意識することではありませんが、実は、ホテル・旅館の経営形態にはさまざまな形式があります。今回は主な4つの経営形態のうち、「マネジメント・コントラクト」について解説します。※本記事は、ホテル・旅館業を専門に扱う弁護士の佐山洸二郎氏がホテル・旅館の経営形態について語った動画を書き起こしたものです。
外部の人間が総支配人に!? ホテルの経営形態を紹介
皆さんこんにちは。ホテル・旅館法務を専門的に取り扱っている弁護士の佐山 洸二郎と申します。
ホテル・旅館にはさまざまな経営形態がありますが、今回はそのなかでも少し特殊な、「マネジメント・コントラクト」という方式の経営形態はどのようなものなのか、解説していきます。
ものすごく端的にいうと、とあるホテル・旅館へ、ホテル・旅館の運営を専門にしている会社が総支配人などのスタッフ送り、運営を行う、という形式です。
「マネジメント・コントラクト」の詳しい説明に移る前に、ホテル・旅館のおもな4つの運営形態について解説します。
続きは【動画】へ↓
<今回のトピック>
●動画のテーマ
●おもな旅館の経営形態
●「マネジメント・コントラクト」の運営方法
●マネジメント・コントラクトを採用しているホテル・旅館とは?
●特殊な運用方法
●まとめ
【有名ホテルも採用している経営形態、マネジメント・コントラクトとは?】
佐山 洸二郎
弁護士法人横浜パートナー法律事務所
弁護士法人横浜パートナー法律事務所
弁護士
2012年、中央大学卒業。同大学院法務研究科卒業と司法試験合格を経て弁護士登録。神奈川県弁護士会所属。
企業法務を中心に取り扱う中、特にホテル・旅館業界の法務に注力。
ウェブサイト「弁護士によるホテル・旅館業支援サイト(https://www.sayama-lawoffice.com/)」を運営しつつ、 月刊ニュースレターを発行。
ホテル・旅館業界にまだまだ行き届いていない「弁護士によるリーガルサービス」を届けるため、宿泊業経営者様を日々支援中。
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