(※写真はイメージです/PIXTA)

厳しい食事制限やつらい運動を続けることはできません。新たな習慣が身に付くかどうかは、「何日続けられるか」ではなく、やったり、さぼったりしながら、「三日坊主を何回も繰り返せるかどうか」なのです。パーソナルトレーナーとして25年の経験の中野ジェームズ修一氏が著書『やせるのはどっち? 理想の体が手に入る「失敗しない」31の法則』(飛鳥新社)で解説します。

ダイエット仲間を作ると挫折しなくなる

▶Q:より続きやすいといわれているのは?

A:ひとりで黙々と運動する
B:SNSで運動していることを公表する

 

中野ジェームス修一著『やせるのはどっち?』(飛鳥新社)より。
イラストレーション=斉藤ヨーコ中野ジェームズ修一著『やせるのはどっち?』(飛鳥新社)より。

 

正解はこっち! B:SNSで運動していることを公表する

 

■運動はひとりでやるよりも誰かとやるほうが続きます。

 

ダイエット仲間を作る、周りを巻き込むことは、挫折を阻止する効果的な方法です。

 

目標を持つ者同士、頑張っている姿を見たり、サポートし合あったり。友人や家族、仕事仲間に「すごいね!」と褒めてもらったり。このような人からの励ましの言葉や「見られている」という意識、同じ目的を持つ仲間の姿を見ることはすべて、継続の原動力になるからです。

 

ダイエットや運動に挫折する大きな原因のひとつは、ひとりで考えひとりで実行し、ゴールが見えなくなることにあります。とくに成果がなかなか出ないと、「やせないかも」「意味がないかも」と、どうしてもネガティブになりがちです。

 

そんなとき、目標を共有する仲間がいると「□□さんはやせなくなったとき、△△したんだって」という情報が入れば打開策につながるし、「彼女にできたのだから自分にもできるはず!」と、落ちた気持ちを奮い立たせるきっかけにもなります。

 

「誰かと一緒」に運動する方法は、いろいろあります。

 

まずはパートナーや友人、家族といった身近な人と一緒に、ウォーキングやランニングをしたり、ジムに行ったりする。ランニングサークルや、テニスなどのスポーツサークル、スクールに入るのも手です。

 

スポーツジムなら、ひとりで黙々とウエイトトレーニングやトレッドミルを続けるだけでなく、スタジオのグループエクササイズに参加する。パーソナルトレーナーをつけるのもアリです。

 

「そうはいっても、私はひとりが気楽だから……」という方は、SNSで運動仲間を見つけたり、ダイエット宣言をして、日々のトレーニングの内容や成果をアップするのも効果的です。

 

誰かにかけられる褒め言葉や励ましは、モチベーションを保つ、絶大な力になります。リアルでもSNS上でもいい。励みになる仲間や応援団を見つけましょう。

 

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本連載は、中野ジェームズ修一氏の著書『やせるのはどっち? 理想の体が手に入る「失敗しない」31の法則』(飛鳥新社)の一部を抜粋し、再編集したものです。

やせるのはどっち? 理想の体が手に入る「失敗しない」31の法則

やせるのはどっち? 理想の体が手に入る「失敗しない」31の法則

中野ジェームズ修一

飛鳥新社

ダイエットを始めた日本人の8割以上が挫折する、という残念な調査結果もあります。おそらく、過去、何度もダイエットに失敗した経験を持つ方はたくさんいらっしゃるでしょう。 しかし、長年の経験をもとに、著者は断言します…

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