遺品整理と形見分けは「四十九日法要」が終わってから
[図表]葬儀後に行う手続き一覧
忌明けの四十九日法要が過ぎたら、故人の遺品整理を始めます。たくさんの遺品を上手に整理する際には、「処分するもの」「保存するもの」「人に譲るもの」の3つに分類するのがポイントです。
実印や預金通帳、株券など遺産に関係ある品はもちろん、故人の日記や手帳、手紙は必ず保管しておきましょう。
遺品があまりに多かったり、遠方に住んでいてなかなか行えない場合は、遺品整理の専門業者に依頼するのもおすすめです。
故人から見て「目下の人」に渡すのが「形見分け」
故人が生前愛用していたものや、思い出のものを、親交のあった友人や親族に分けて贈ることを「形見分け」といいます。故人の愛用品であっても、壊れたり汚れたりしているものは避け、衣類はクリーニングに出すなど、きれいにしてから渡すのがマナーです。
また、形見分けは故人から見て目下の人に渡すのが通例。目上の人には贈りません。