(※写真はイメージです/PIXTA)

北京オリンピックで活躍する日本人選手が話題となっていますが、8年後の冬季五輪招致に向けて「札幌」が話題になっています。1972年に続く、2度目のオリンピックとなりますが、そこに世界の投資家も注目しているとか。みていきましょう。

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      2030年に向けて複数の大規模再開発が進行中

      1972年五輪から50年ほどが経過し、市中心部のビルの多くは誕生から半世紀を迎え、1981年以前の旧耐震基準の建物が4割という状況。再開発ラッシュに沸いています。

       

      2029年には「札幌」まで北海道新幹線の延伸が予定され、新幹線駅に隣接するように地上46階建ての高層ビルを核とした複合施設が誕生する予定。米ホテル大手・マリオットが最高級ブランドが入居予定と報道されるなど、期待が高まっています。

       

      さらに2009年に閉店し、一等地でありながら利用されていなかった札幌西武跡地には、ヨドバシカメラホールディングスが高さ約200m級の超高層ビルを有する複合施設の建設が進行中。新幹線開業に合わせて、2030年までの完成を目指しています。

       

      札幌駅周辺から大通り、すすきの方面に目を向けると、「4プラ」の愛称で親しまれていた「4丁目プラザ」が閉館。跡地利用は未定ですが、札幌随一の繁華街に位置するだけあり、どのような開発がされるか期待が高まります。

       

      すすきのにある大型商業施設「ススキノラフィラ」跡地には、東急不動産などの大型商業施設「札幌すすきの駅前複合ビル」が2023年に誕生予定。ホテルやシネコンを初めとした、複数の商業店舗が入居するとされ、夜のイメージが強いすすきののイメージを大きく変えそうです。

       

      さらに「札幌」からJRで10分ほどの副都心「新札幌」では、駅に隣接する区域に広がっていた市営団地跡地では、大和ハウス工業が中心となり、商業、医療、教育、ホテル、タワーマンションなどによる、大規模複合開発プロジェクトが進められています。

       

      このように、市内の至る所で話題の再開発が進む札幌。先日、「札幌」北口エリア「北8西1地区第一種市街地再開発事業」内で建築が進むタワーマンションの成約戸数が、1ヵ月で226戸に達したと発表がありました。これは北海道の新築分譲マンションで過去最多。最高価格は5億円という、北海道ではなかなかみられない価格にも関わらず反響は大きく、購入者の約3割は道外だとか。

       

      札幌では大規模な都市更新により、地価も上昇。コロナ禍、全国的には地価上昇に一服感がみられましたが、たとえば「札幌」北口(北区北7条西4丁目)では前年比9.0%、駅南口(中央区北4条西4丁目)では4.9%の上昇。また前出の「新札幌」周辺でも、8.7%の上昇を記録しています(厚別区厚別中央1条7丁目)。さらに五輪開催となれば、賛否の声は別として、投資対象としても世界中からの注目が高まりそうです。

       

       

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