業績拡大中!いま注目のアウトドアビジネス企業
近年のアウトドアブームにより業績を伸ばしている注目企業を紹介します。
【①株式会社スノーピーク】
業態:メーカー
業種:キャンプ
市場:東証1部
事業内容:主力事業は、キャンプ用品を主としたアウトドア製品、アパレル製品等の開発・製造・販売事業。自社ブランド「snow peak」をもち野外における衣食住の製品を幅広く展開しています。
キャンプ人気を追い風に、業績好調が続いています(図表2)。時価総額は、2020年年初は約2,000万円だったところ、コロナ禍において大きく伸ばし、2021年11月には1,600億円台に到達し、約2年間で時価総額を8倍以上に成長させました(図表3)。
【②株式会社ワークマン】
業態:小売
業種:アウトドア全般
市場:JASDAQ
事業内容:建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の専門店大手。作業用アパレルが主軸でしたが、近年はファッション性を取り入れたアウトドア向けのプライベートブランドの展開を積極的に行い売上増加(図表4)。
2020年10月より「ワークマン女子」を出店。全47都道府県に出店。直営店45店舗及びフランチャイズ店861店舗。PB商品は1,539アイテム展開しています。時価総額は、2019年年初は約3,200億円だったところ、2019年12月には8,600億円台に到達し、約2年間で時価総額を4倍以上に成長させました(図表5)。
【③株式会社シマノ】
業態:メーカー
業種:自転車、釣り
市場:東証1部
事業内容:自転車部品事業(売上高構成比約80%):自転車用の変速機、及びブレーキ部品において世界シェア1位のメーカー。釣具事業(同約20%):リール、ロッド、フィッシングギア等も展開しています。
時価総額は、2020年年初には約1兆5,000億円だったところ、2021年9月には約3兆2,000億円台に到達し、約2年間で時価総額を2倍以上に成長させました(図表7)。
【④グローブライド株式会社】
業態:メーカー
業種:釣り、ゴルフ
市場:東証1部
主要事業は次の通りです。
●フィッシング事業(売上高構成比約90%)…「DAIWA」ブランドの釣り具で世界トップ。
●ゴルフ事業(同約5%)…「ONOFF」「FOURTEEN」「RODIO」等。
●スポーツ事業(同約5%)…「Prince(プリンス)」ブランドのラケットスポーツ用品、「Corratec(コラテック)」・「FOCUS(フォーカス)」ブランドを中心としたサイクル用品
時価総額は、2020年年初には約280億円だったところ、2021年9月には1,100億円台に到達し、約2年間で時価総額を4倍以上に成長させました(図表9)。
村瀬 功
株式会社SOTO CFO 代表取締役
公認会計士・認定事業再生士
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