「アクティブファンド特集」を見る
9月のFOMCで見えたこと
社内外の投資のプロをお招きし、今のマーケットを語り合う『Pictet Market Lounge』。第62回はピクテ投信投資顧問株式会社 客員フェロー・岡崎良介氏との対談です。
糸島:みなさんこんにちは、ピクテマーケットラウンジへようこそ。ピクテ投信投資顧問投資戦略部ストラテジスト・糸島です。今日のゲストは、弊社客員フェロー、岡崎さんです。どうぞよろしくお願いします。
岡崎:岡崎です。今日もよろしくお願いします。
糸島:9月21、22日にFOMCが終わって、パウエルFRB議長が11月のテーパリングの可能性を指摘したような感じになって、来年の半ば以降に完了かなという話も出てきましたけど、岡崎さんとしてはいかがでしょうかね。
岡崎:そうですね。まあ政策のことですから、これからとんでもない変異株が出てくるとか、いろんな条件があって約束ができない…当たり前ですけど曖昧な言い方しかできないのでしょうが、ひとまずは次回11月のFOMCでテーパリングを始めることを議論して決定するみたいなニュアンスの、そういうコンセンサスはできていますよね。
糸島:はい。
岡崎:同時にまあ、経済見通しもそろそろやらないと、ちょっと。手遅れにならないうちに…みたいな見方も、FOMCメンバーのなかに広がっていますから、テーパリングが始まるものと解釈して良いだろう、それで、それを受けてアメリカ長期金利が再度の上昇トレンドに入った。こう理解して良いかなと思います。
糸島:そうですね。足元のアメリカ長期金利、10年債でも1.4を超えて1.5、5年債なんかが上がっていますけども、このあたりの動きは想定通りでしょうか?
続きはこちら ↓
<今回のトピック>
●今回のテーパリングは前回とは違う
●9月のFOMCで見えたこと
●金融危機後vsコロナ危機後、大きく異なる投資環境
●インフレは本当に一時的なのか?
●11月のFOMCヘ向けて注目のポイントとは
●一極集中する余剰資金に“警鐘”
●早すぎる金利の上昇は株式市場のブレーキに
●ルーキーが多いFRBメンバー
●未踏の地へ“パンデミックからの脱出”
●今後へのアドバイス「原点回帰」
●具体的な今後の投資戦略は?
●インフレに強い日本株
【動画/今回のテーパリングは前回とは違う】
(2021年10月1日)
糸島 孝俊
ピクテ投信投資顧問株式会社 ストラテジスト
岡崎 良介
ピクテ投信投資顧問株式会社 客員フェロー
日本経済の行方、米国株式市場、新NISA、オルタナティブ投資…
圧倒的知識で各専門家が解説!カメハメハ倶楽部の資産運用セミナー
カメハメハ倶楽部セミナー・イベント
【12/10開催】
相続税の「税務調査」の実態と対処方法
―税務調査を録音することはできるか?
【12/10開催】
不動産「売買」と何が決定的に違うのか?
相続・事業承継対策の新常識「不動産M&A」とは
【12/11開催】
家賃収入はどうなる?節目を迎える不動産投資
“金利上昇局面”におけるアパートローンに
ついて元メガバンカー×不動産鑑定士が徹底検討
【12/12開催】
<富裕層のファミリーガバナンス>
相続対策としての財産管理と遺言書作成
【12/17開催】
中国経済×米中対立×台湾有事は何処へ
―「投資先としての中国」を改めて考える