「後悔している」親の介護で“離職した50代”が味わう三重苦【介護のプロが解説】

「後悔している」親の介護で“離職した50代”が味わう三重苦【介護のプロが解説】
※画像はイメージです/PIXTA

親の介護を理由に離職する人には、経済的に困窮したり、「介護疲れ」から高齢者への虐待が発生したりするリスクが存在します。介護離職した人が後悔する“3つのこと”について、介護事業を運営する、株式会社アテンド・代表取締役の河北美紀氏が解説します。※本記事は、書籍『身近な人の介護で「損したくない!」と思ったら読む本』(実務教育出版)より抜粋・再編集したものです。

「介護離職ゼロ」目指す企業も。介護で悩んだら…

介護休業は当然の権利です。介護休業は、介護をするためだけの休みではなく、仕事と両立していくための休みです。この制度はまだまだ浸透していませんが、「介護離職ゼロ」を目指し、介護休業に理解を示す企業も増えてきました。

 

会社への言いにくさもあるとは思いますが、自分や家族を守るために遠慮なく会社に相談しましょう。特に在宅介護は介護者が孤独になることが多く、ひとりで抱えることで辛さも増します。

 

介護で悩んだら「SOS」を出し、会社、そして、地域包括支援センターのプロに相談しましょう。プロは、皆さんが仕事で家を空ける時間との兼ね合い等を考慮して、介護(ケア)プランを組んでくれます。仕事を続けて、ご自身のキャリアと生活を守りましょう。

 

 

河北 美紀

株式会社アテンド 代表取締役

 

 

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