「補助金の交付決定」を担保に資金調達が可能な「補助金対応POファイナンス」。いざ補助金の交付が決定し、実際にサービスを利用しようと考えたとき、利用を決断してから資金調達、返済までどのような流れとなるのでしょうか。当サービスのプラットフォームを提供するTranzax株式会社代表である大塚博之氏に話を聞きます。

補助金の請求から借入金返済手続きまでの流れ

補助金の対象となる事業が完了し、事業者が事務局への実績報告を行うと、補助事業実施確定検査が行われます。

 

検査が完了すると、事業者は補助金の請求書を作成します。その際、Tranzaxより事業者へ向けて補助金入金口座の情報を案内するので、請求書の入金口座情報にTranzaxより案内を受けた口座情報を入力し、事務局指定の方法にて請求書を提出してください。

 

これにより、補助金が補助金入金口座を介して、融資返済に充てられます。

 

[図表2]補助金請求~返済手続きの流れ
[図表2]補助金請求~返済手続きの流れ

 

補助金入金口座とは?

 

■三井住友信託銀行が管理する信託口座です。

■口座名義は事業者名義、銀行名は楽天銀行、または三井住友信託銀行です。

■この口座はお客様専用にTranzaxが無料でご用意します。

 

補助金対応POファイナンスの利用条件と手数料

補助金対応POファイナンスの利用条件は以下のとおりです。

 

1.対象の補助事業に申請予定、申請中、申請済みであること。

(1次公募にて事業開始済みでも利用できます。)

 

2.法人、組合または個人事業主であること。

(個人事業主でない個人は利用できません。)

 

3.反社会的勢力でないと確認できること。

 

4.補助金入金前であること。

 

これらの利用条件を満たし、サービスを使った融資を受ける場合の手数料についてですが、まず、利用者登録は無料です。融資を受けられてはじめて、金融機関の融資の利息とは別に融資額の最大年率1%のPOファイナンスサービス手数料と10,000円(税別)の事務代行手数料がかかります。こちらは登記費用のようなイメージです。

 

また、POファイナンスサービス手数料は年率のため、融資の期間によって料金が変動します。

 

※POファイナンスサービス手数料の計算式:融資実行金額×金融機関の融資金利の半分(年率1%上限)+事務代行手数料¥10,000

 

例1)融資金融機関の融資利息が2.5%の場合POファイナンスサービス手数料は1%となります。→資金調達コストは3.5%+1万円となります。

 

例2)融資金融機関の融資利息が1.5%の場合POファイナンスサービス手数料は0.75%となります。→資金調達コストは2.25%+1万円となります。

 

 

大塚 博之

Tranzax株式会社

代表取締役社長

 

 

※補助金対応POファイナンスサービスの利用登録手続きに関する詳細記事はコチラ>>【画像】POファイナンス利用のための登録手続きフロー

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