為替
先週の豪ドルの対円レートは、若干下落しました。OPECプラスの減産縮小合意によりNY原油先物(WTI)が下落したことにより、資源国通貨である豪ドルは下落で始まりました。その後、NY原油先物は回復し豪ドル買い要因となったものの、豪ドルは対円相場で若干下落しました。
金利
先週の豪州3年国債利回りは、低下しました。シドニーのロックダウン強化決定によって、豪州経済に悪影響が及ぶとみられる他、豪州準備銀行(RBA)はテーパリング開始を先延ばしにする可能性が高くなりました。これらを受けて豪州3年国債利回りは低下(国債価格は上昇)しました。
株式
先週の豪州株式は、上昇しました。シドニーのロックダウンの内容強化や豪州各地域でのロックダウンが導入されたことから豪州株式は一時下落しましたが、原油価格の上昇など商品市況の堅調な推移に支えられ、豪州株式は上昇しました。
リート
先週の豪州リート指数は、上昇しました。欧米の株式上昇などを受けて世界的にリート市場が上昇しました。豪州リートも同様の動きとなり、豪州リート市場は上昇しました。
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2021年7月19日~7月23日のオーストラリアマーケット動向』を参照)。
(2021年7月27日)