「善意の第三者」と関わるための第一条件は?
しかし、同じ命令があっても、そこで「いえいえ、新米の僕にはとてもとても……」と言ってしまう人がいます。私は自分が社長になり、社員にチャンスを与える立場になって、そういう人がとても多いことに驚きました。
私から見たら「できる!」と思ってチャンスを与えているのですが、「いえいえ、私にはとてもとても……」と、やる前から自分で自分の限界を決めてしまっているのです。それは私からすると、人がせっかく言っているのに素直ではないな、という印象です。
考えてみたら、人は基本的には自分にしか興味がありません。そんな他人がわざわざ何かアドバイスをくれたり、チャンスをくれたりするわけですから、一度は真剣に受け止めたほうがいいでしょう。
特に若いときこそ、その瞬間を逃さないことが後のステップアップにつながっていくと思うのです。素直さは「善意の第三者」と関わるための第一条件なのです。
2.努力を惜しまない
これもごくごく当たり前のことですが、人が思わず応援したくなるのはがんばっている人です。私たちが会ったこともなく、親しくもないアスリートを応援するのは、がんばっているからに他なりません。
そのためには、他人が認めてくれるステージまでは、何がなんでも昇らなくてはダメです。他人の目に触れるようになって初めて「そこをこうしたほうがいいよ」「こうしたらどう?」と提案してもらえるのです。
私が営業をしていたとき、会社経営者が救いの手を差し伸べてくれたのは、やはり私が目標に向かって邁進していたことが一番大きい要素では、と思っています。努力をし続けていると、必ず応援者が現れ、夢へと導いてくれるのです。
3.礼儀正しい
人は「好きか嫌いか」で判断してしまうものです。しかも、好きか嫌いかの判断は、中身をよく知る前に行われます。つまり、ほとんど第一印象で決まるわけです。そう考えると出会いの入口で嫌われては「善意の第三者」と関わることができません。
すると、入口での礼儀正しさというのは、誰に対しても必要になってくる要素でしょう。なぜなら、礼儀を知らない態度というのは、相手に「尊重されていない」と感じさせてしまうからです。
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