ストレスを感じると「腸もれ」が起こりやすくなる
ストレス社会ともいわれる現代は、何かと緊張を強いられることも多いものです。今までお話ししてきた通り、脳と腸は互いに影響しあっていますので、緊張状態が毎日のように続けば腸の機能や免疫力も低下しやすくなってしまいます。腸壁の守りが手薄になり、腸もれを起こしやすくなってしまうのです。
ストレスは大きく「肉体的ストレス」と「精神的ストレス」に分けることができます。
前者には疲れや体の緊張状態、睡眠不足、また気温や湿度などの気候条件も入ります。後者にはイライラやくよくよといった怒りや不安、落ち込み、また何かにエキサイトすることなどによる興奮状態もストレスになります。
いずれも、ストレスは外部からのなんらかの刺激による緊張全般を指しますので、生きている以上、まったくなくすことはできません。ストレスに対し過剰に反応したり、ため込んだりすることが良くないのです。
そこをいかに上手に対処するかで、腸の状態も左右されるといっていい過ぎではないで
しょう。
緊張の反対は弛緩、リラックスですので、緊張した時速やかにリラックス状態へと心身を調節したり、普段からリラックス状態をできるだけ維持することが大切です。
「運動や入浴」で体を温めることのメリットは?
緊張状態にある時には血管が収縮しているので、体が冷えています。逆にいえば、体を温めてあげれば血管が拡張し、リラックス状態へ導くことができるのです。
運動や入浴で体が熱くなっている時には、呼吸も早まり心拍数も上がるので、緊張状態にあると思われがちですが、実は逆。確かに一時的には、酸素を全身にスピーディに届けるべく心拍数が上がるなどしますので、交感神経が優位に立つことは確かです。
しかし、人間にはバランスを保とうとする調整機能が生まれながらに備わっていますので、しばらくすれば副交感神経が優位に立ち、リラックスモードになれるのです。
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