前回は、フィリピン不動産投資で効率良く収益を得る方法などを説明しました。今回は、フィリピンの治安レベルと、不動産投資をする際に知っておくべき防犯対策について見ていきます。
安全が確保されているフィリピンのコンドミニアム
フィリピン不動産投資を行うにあたって、治安を心配される投資家も多くいます。
フィリピンは治安が悪いと言われていますが、コンドミニアムは安全が確保されています。何か犯罪被害に遭うというのは、誰かから恨みを買っているとか、人間関係に何か問題のある人が多いようです。
どこへ行っても被害に遭わない人は遭わないものです。普通に生活を送る、観光旅行する分にはあまり心配しなくても大丈夫でしょう。
セキュリティのレベルは「物件価格」に比例
コンドミニアムのセキュリティは基本的に厳しいのですが、物件価格が高い物件、グレードが上がるほど、より厳しくなります。逆に物件価格が安ければ安いほどセキュリティは緩くなるというように価格に比例します。
一般的には来客があった場合は受付で要件を伝えて、電話で住民に確認を取った後にやっと入室を許可されます。誰かが勝手に部屋まで上がってくることはないですが、気になるようならば賃貸付けのときにでもガードマンに声をかけておきましょう。
日本のオートロック方式よりもセキュリティは厳重ですが、なぜか玄関ドアの鍵は簡素です。アヤラのような高級物件であってもそれは同じで、どうやらピッキングという犯罪手口がないのだと考えています。
フィリピンの空き巣犯はだいたい顔見知りや身内の人間なので、家の鍵を厳重にしたところであまり意味がないのです。
とはいえ、玄関の鍵は必ず閉めておくべきです。基本的に安い物件は隣人もそれなりの所得層なので、あまりきらびやかな貴金属類などを見せつけないほうが安全でしょう。
GSR株式会社 会長
zukky PTE CEO
Gate of Assets Fundation director
一般社団法人フィリピンアセットコンサルティング 主席コンサルタント
1979年、愛知県生まれ。大原簿記専門学校卒業後、アパレル会社での勤務をへて、2000年、同業種で独立。同年自社ブランドを立ち上げ、卸、直営店舗を展開。その後、海外生産拠点を背景にOEM事業を開始。2005年にフィリピンに行き、1人のタクシードライバーに人生の生き方を考えさせられ、同地にて為替&アテンドビジネスをはじめ、もともとの事業を売却。その後、2007年にコンサル会社、2009年にPR会社を設立。2010年にフィリピンでオフショアのシステム会社が開発するフィリピン最大規模のITプラットフォーム事業へ投資。ハンズオンでビジネスの拡大の活動を続け数十の新規事業の立ち上げに貢献。2006年より子供たちの支援なども積極的に行いその功績により2022年にフランスの社会文化奨励勲章を受勲。
2014年にHallohallo Home incの事業構築サポートを行う中で、不動産売買仲介、管理、リーシング、内装、建築、ストリートチルドレン復学プログラム、人材派遣等、日本とフィリピンの双方にメリットのある事業が重要だと痛感する。フィリピン人や現地の弁護士、税理士、色々な人材に騙された事で自身で学びフィリピンでの成功パターンを習得したのだが、唯一不明だった現地の経済を動かす巨大財閥との付き合いにより、ほとんどの日本人の資産保全の思考が間違っていることに気が付く。2019年以降はシンガポールとフィリピン、アメリカ、イスラエル、フランスを中心に富裕層を対象にしたビジネスを構築。
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連載「フィリピン不動産投資」が資産形成に最適な5つの理由
ハロハロホーム マニラ本社
Director
ハロハロホームは、フィリピンのメトロマニラ首都圏のビジネス中心地マカティ市に本社を構え、フィリピン不動産投資や、フィリピンの土地販売を手がける企業。賃貸仲介サイトの運営、不動産管理、メンテナンス、内装、転売のサポートなど、購入・管理・売却まですべて対応できる強みを持つ。
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