スクワットして黒酢飲んでいるだけではだめだ
白髪は美しい?
最近、白髪を染めずにいるのがもてはやされているが、ごま塩の白髪は、汚く見えるのでお勧めできない。何度も言って申し訳ないが、年をとっただけで汚いのに、なぜ、さらに汚さを強調するのか、わたしにはわからない。
ナチュラルでいいのは、手入れの行き届いた真っ白な髪の人か、めちゃくちゃおしゃれな人の場合のみ。人里離れたところに、ぽつんと暮らす人は別だが、都市に暮らす人は、髪を染めてほしい。
あなたの髪を見る人のことを考えてほしい。と言ったら怒るだろうか。わたしは明るい老後を送る人のこと、日本を明るくすることしか考えてないので、言い過ぎだったらごめんなさい。
きれいな色がいっぱい
新刊を出すたびに、「きれいな色を身に着けよう」と書くものだから、会う人から「松原さんに言われたから、今日は黄色で来ました」と言われることが増えてきた。
先日もセミナーの受付をしているときに、「あら、その水色のワンピース、とっても素敵! いい色ね。よく似合うわ」と声をかけると、「ウフフ、今日は意識して来ました」と笑った。「わあ、ありがとう」これですよ。枯葉色の人に、誰が声をかけるというのか。人から声のかからない人は、あなたの服の色に原因があると気づいてほしい。
正直な話、以前は、「みんな地味でお葬式みたいだ」と心の中で思っていた集まりだったが、最近は、同じ人の集まりだとは思えぬほどカラフルで、会場はお花畑のようにきれいだ。ほらね。ちょっと意識するだけで、毎日が輝いてくるのよ。
きれいな色のカットソーやブラウスを着て出かけよう。タオルを煮しめたような色の服は思い切って捨てませんか。クローゼットの中をお花畑にしよう!
元気に暮らすには、スクワットして黒酢飲んでいるだけでは、だめだ。いくら体が元気でも、見た目がしょぼくれていたら意味がない。
松原 惇子
作家
NPO法人SSS(スリーエス)ネットワーク 代表理事
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