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日経平均3万円…「30年半前」と「今」は何が違う?
萩野:ピクテ・マーケットラウンジへようこそ。PICTET投信投資顧問の萩野です。本日は弊社のグローバル資産運用部長、松元浩との対談です。じゃあ松元さん、今日はよろしくお願いします。
松元:よろしくお願いします。
萩野:今日は特別にフリップをお持ちいただいて…「自分を振り返る」と書いてありますが。
松元:はい。
荻野:自分を振り返るってなんなんだ、ということなのですが(笑)。90年といまを比較して、日経平均が3万円を超えてきているなかで、当時との比較的な話をするということで、よろしくお願いします。
松元:はい。実はですね、自分がこの運用の世界に足を踏み入れたのが1990年だったんですね。自分は駆け出しのころで、まだ相場も何も、右も左もわからなかった当時がちょうど日経平均3万円だった。その後の日経平均はご存じのように、坂道を転げ落ちるように下落していきました。
萩野:それが1990年だったんですね。
松本:はい。自分にとっては、運用を始めたその年が「最後の3万円」だったんですけれど、それから30年半ぶりの今年2月にようやく、「3万円」を回復しました。自分はずっと運用をやってきたのですが、最初のころに見たあの3万円を、30年後にようやく見ることができたんです。
萩野:うん、うん。
松本:マーケットでは「これはバブルではないか」「実体経済を反映していない」という意見もあって、それも非常によくわかるのですが、自分が最初に経験したときとは全然環境が違う、という印象を持っています。今回はそれをデータでご紹介したいと思って、このフリップを用意しました。それでは、こちらのフリップを見ていただきたいのですが…
続きは【動画】へ ↓
<今回のトピック>
●日経平均株価、約30年半ぶり3万円回復
●大きく異なる環境
●債券投資だけで十分目標収益率を達成できた1990年
●今後の債券投資はどうすべきか?
●“株価同水準”なれど、異なる“マクロ環境”
●~為替の見通し~通貨価値の“地盤沈下”
●今後どうなる? 日本の「地価」上昇要素はあるのか?
●“別荘地”の価格が急騰、その背景とは
●魅力を増す投資対象~「リート」に妙味~
●コロナ禍で空室率上昇の影響は?
●リートは“逆張り”で“利回り”を享受する
●まとめ
【動画/30年半ぶりに見た日経平均3万円】
(2021年4月9日)
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『30年半ぶりに見た日経平均3万円』を参照)。
萩野 琢英
ピクテ投信投資顧問株式会社 代表取締役社長
松元 浩
ピクテ投信投資顧問株式会社 グローバル資産運用部長
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