子どもの「どれでもいいよ」…親が聞き流してはいけない理由

わが子が幸せになるためには、2つの「じりつ」が大切である……幼稚園の園長として1万組の親子を見てきた、学校法人山崎学園の理事長・山﨑拓史氏が、子育てで大切な「自立」と「自律」について解説していきます。

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自立と自律…ふたつの「じりつ」が健全な育ちの要

「自分らしく生きていくための力」の源は、「探求力」「計画力」「実行力」の3つに集約されるのですが、それらの力を得るためには、ふたつの「じりつ」が欠かせません。

 

漢字で書くと、「自立」と「自律」。ふたつの「じりつ」が両輪として育つことで、社会の中で「一人前」として生活できるようになります。

 

「自立」は、人の助けを借りずに、自分で生きることを指します。仕事をしてお金を得るだけでなく、生活するために必要な「衣食住」を、自分で管理できるようになることも自立の一つです。

 

一方の「自律」は、自分で自分をコントロールし、自分の意志によって行動することです。自立に比べると、内面的な要素が強くなります。人から命令されたり、決められたことを実行するだけでなく、自分自身で進むべき道を決め、信念をもって道を進む行動規範のようなものです。

自立と自律は学校や社会で必須の要素

自立が年齢相応に育っていないと、「自分のことが自分でできない子」になってしまいます。保育園や幼稚園のあいだであれば、何とか乗り切ることができるかもしれませんが、小学校に入学すると事は深刻になっていきます。

 

持ち物や宿題の管理、先生の指示や説明を聞く、授業の準備など、ほかの子が難なくこなしていることができずに、注意される、叱られることが増えるかもしれません。学年が上がるごとに状況は厳しくなり、授業についていかれなくなる子もいます。

 

子ども本人は「なぜ自分だけできないのか」を理解できずに苦しみ、結果として学校が嫌いになってしまったり、子どもによっては不登校となってしまうケースもあるほどです。

 

自律は人間形成に欠かせないものです。物事の善悪の判断や気持ちのコントロール、他者の気持ちを理解する、人のために尽力する、自分の目標を決めてそれに向けて努力する…。こういった自己決定のすべては自律の心から生まれます。

 

法律や決められたルールを守るのはもちろんですが、「やって良いこと」「やってはいけないこと」「やったほうが良いこと」「やらないほうが良いこと」を自分で判断して、行動に結びつける指針になるのが自律の心です。

 

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学校法人山崎学園 理事長

学校法人山崎学園 現理事長。46歳。創業者の孫。
大学卒業後、家業であった幼稚園の手伝いをするなかで、幼児教育の可能性に魅力を感じるようになる。
職員として働きながら、幼稚園教諭および保育士免許を取得。
平成27年より理事長に就任。「園にいるだけで子どもたちが勝手に育つことができる環境をつくる」を理念に、規律と自由を両立し、子どもらしく成長できる幼児教育の環境構築を目指している。

著者紹介

連載子どもを幸せにする教育法

わが子が幸せになるために必要な3つの力

わが子が幸せになるために必要な3つの力

山﨑 拓史

幻冬舎MC

探求力・計画力・実行力3つの力を育てれば人間関係も仕事もうまくいく大人になる! もっと子育てが楽しくなる育児本 我が子を初めて抱いたとき、親御さんは生まれてきてくれたことに、ただただ感動し、喜びを感じたはずで…

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