2020年秋ごろからビットコイン価格は急上昇し、投資家たちの熱視線を集めています。しかし、株と比較するまでもなく、その値動きはあまりに激しく、いくら興味があっても手が出せないという人も多いでしょう。本記事では、そんな「小心者の投資家」でもビットコイン価格の上昇にあやかれる「マイニング」という手法を解説します。※本記事は、OWL Investmentsのマネージング・ディレクターの小峰孝史弁護士が監修、OWL Investmentsが執筆・編集したものです。

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ビットコイン価格が急上昇、投資家の注目が集まる

昨年、2020年の秋からビットコインの価格が急上昇し、マスコミ報道等でも取り上げられる機会が増えています。そのような情報に刺激され、読者の皆さんのなかにも、「自分もビットコインを買いたい!」「取引所に口座開設したい!」と気持ちがはやっている人もいるのではないでしょうか。

 

しかしその反面、ぬぐい切れないのが「買ったときが天井かもしれない」「せっかく買っても、すぐ暴落するのではないか」という不安です。

 

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

実際のところ、「買いたい・損失が怖い」と気持ちが逡巡するばかりで、なかなか購入が決断できない方も、かなりの数になるのではと推測しています。

 

ビットコインを買う場合、当然ですが、購入時の価格より上がらないと利益は得られません。

 

ビットコイン1枚(「BTC」という単位で表します)を550万円で買った場合、600万円に値上がりすれば50万円の利益を得ることができます。しかし、550万円のままでは利益は0円ですし、500万円に値下がりした際は50万円の損失になってしまいます。

 

加えてビットコインは、株や為替に比較しても、値動き(ボラティリティ)が大きい投資対象です。株価(日経平均などの主要なインデックス)の場合は、1日で10%も下落するのはリーマンショック、東日本大震災、コロナショックといった歴史に残る出来事があったときぐらいで、非常に珍しいといえます。

 

しかし、暗号資産の場合は事情が違います。暗号資産のなかではいちばん値動きが穏やかなビットコインでさえ、1日で10%以上の値動きをすることが、年に数回の頻度で起こります。

 

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