\1月20日(火)ライブ配信/
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「相場が読めない臆病な人」が現物に投資するのは…
相場の流れを読むことに自信がある人や、潤沢な資産を保有していて一部の投資商品の価格変動が気にならない人であれば、ビットコインの現物投資にチャレンジしてもいいでしょう。
しかし、「相場の流れが読めない」「株を買うと価格の動きが気になってたまらない」といった人には、ビットコインの現物購入はお勧めできません。なぜなら、ビットコインは株よりもずっとボラティリティが大きいだけでなく、株と違って24時間価格変動し続けるからです。
実は筆者自身、株やビットコインの相場を読むのは苦手です。また、株はもちろん、ビットコインの現物を購入したときなど、数分ごとに価格チェックをしてしまうほどの臆病者です。
このように、相場を読むのが苦手で臆病な筆者ではありましたが、ビットコインがメジャーになる前から、その将来性について「きわめて高い」と確信していました。そのため、なんとかビットコイン投資をしたいと考えていたのです。
「相場を読むのが苦手で、臆病な私に向いている方法はないだろうか?」
そのように考えて開始したのが、ビットコインのマイニングでした。
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「マイニング」ならビットコインの暴落が怖くないワケ
マイニングというのは、専用コンピュータで24時間365日、ビットコインの送金を確認するための計算を継続し、その対価としてビットコインを手に入れるという方法です。
この利点は、マイニング機器の調達ルートと安価な電力を確保すれば、安いコストでビットコインを継続して手に入れられる点です。つまり、ビットコイン価格が上がらなくても利益を得られます。それどころか、ちょっとやそっとの価格下落は関係なく、利益を得ることが可能なのです。
ちなみに弊社の場合のマイニング機器の価格・電気代を前提にすると、1BTCの取得原価は、110万~120万円ほどになっています。つまり、ビットコインの価格がいまの5分の1程度まで暴落しても、黒字で持ちこたえることができます。それほどの取得原価でビットコインを得ることができるのです。そのため、相場を読むのが下手で臆病な私も、ビットコインの価格を気にせずに収益を上げられるようになりました。
このように書くと、まるでいいことばかりのようですが、実はビットコインのマイニング投資には大きな弱点があります。それは、最初に仕組みを作るのが非常に難しいという点です。この仕組みを作るまでの苦労話を書き始めると筆が止まらず、相当なボリュームになってしまうので、またの機会にしたいと思います。
この記事の読者のなかには、決して揶揄ではなく、相場を読むことに優れ、思い切った投資をする胆力をお持ちの方もいると思います。そういった方は、ビットコインの現物を購入する投資がいいでしょう。
しかし、少しでも迷いがある方なら、「マイニング投資のほう」を強くお勧めします。
小峰 孝史
OWL Investments
マネージングディレクター・弁護士
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