電車に乗ってはしゃぎまくる子、周囲の視線が痛い…
●やりがちだけど、なるべくしたくないこと
× 「静かにしなさい」という
× そばにいる人を指差し、「周りの人に怒られるよ」という
× 「そんなことしたら、おまわりさんが来るよ」という
●親として知っておきたいこと
電車など公共の場では、子どものテンションはいつもよりアップします。一回でもクスッと笑ったら、おふざけがエスカレートし、その場をおさめるのは至難の業。
止めるにも注意が必要です。「周りの人に怒られるよ」は、周りの人がいなければ騒いでもいい、と思いかねません。「おまわりさんが来るよ」は、実際におまわりさんは来ませんよね。その行動をやめてほしい理由を、他人のせいにしないでくださいね。
●イヤイヤ期専門保育士の対処ワザ
周りの人への迷惑行為は叱るべきです。迷惑をかけないために、園では電車に乗る直前に「電車のなかでは小さい声でお話ししようね」「先生と手をつなごうね」と子どもたちと約束します。短い時間なら守れても、時間が長くなると騒いでしまうこともあるでしょう。
そのときは「小さな声でお話ししてね」と、してほしい行動を言葉にします。「目は口ほどに物をいう」のことわざの通り、子どもの目を見つめながら、あえてささやくようにいうと効き目があります。 守ってくれたら、「ありがとう」と伝えましょう。
「ママやパパに怒られるから静かにする」ではなく、「公共の場では静かにする」というルールを身につけてもらいましょうね。
イヤイヤ期専門保育士
中田 馨
イラストレーター
クリハラタカシ
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