様々な情報に触れることができる時代、投資を始める際に、どのような意見を参考にすべきか迷ってしまう人は少なくありません。そんななか、インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 グローバル資産形成研究所は「金融商品の短期売買とは、金融市場のなかで行う投機、すなわちギャンブルのようなもの」だと述べています。今回は、グローバル資産形成研究所が「短期売買」をオススメできない理由について解説します。

 

投資を、車の運転にたとえて考えてみましょう。短期売買で注目されるチャートとよばれる過去の値動きグラフは、いわば「バックミラー」のようなもので、映っている景色は、直前の過去です。車の運転において、直前の過去を見続けながら運転することは、まず無いのではないかと思います。

 

運転においてより重要なのは、広く前方を見ることです。金融市場では、短期的には短期売買に参加している人々の楽観や悲観で動きますが、長期的には実体経済や企業の本来の価値(利益が伸びているかなど)を反映します。つまり、運転においても、投資においても、バックミラーばかりを見ての行動は控えるべきでしょう。

長期投資を行う上で重要な「3つのポイント」

長期投資で重要なことを長距離運転にたとえて3点にまとめてみます。

 

①バランスの取れた車に乗ること

まず、一番大切なのはバランスの取れた車に乗ることです。投資においては、グローバル経済のなかで購買力を維持できるポートフォリオ(資産の組み合わせ)を指します。

 

ここで、金融口座に表示されている金融資産のみが、自分の資産だと考えてしまうことは間違いです。将来受け取ることが見込める給料や年金を加味した「人的資産」全体をとらえ、そのなかでのバランスを考えること、特に海外資産を組み入れることが重要です。

 

日本に一生暮らす人であっても、私たちの日常は海外からの製品とサービスに囲まれていることを忘れてはなりません。

 

②前をしっかり見ること

日本と世界の相対的な関係は、昭和から平成で大きく変わっており、私たちにとって大切なのはこれからの現実をしっかり受け止めて、正しい行動を考えることです。

 

日本は、生活インフラが整っており、治安が良く、暮らしやすい国だと思います。一方で、主要国のなかでは、最も低い成長が予想されています。今後、世界経済のなかでの相対的な地位が低下していくことは、個人の力では止めようがありません。

 

そのなかで、将来の日本と個人の豊さを高めていきたいのであれば、金融資産において、海外の成長資産をしっかり持つことが重要です。海外資産の保有を当たり前の状態にしておくことが、極めて大切になると考えます。

 

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※本記事は、インベスコ・アセット・マネジメント株式会社のインベスコ グローバル資産形成研究所レポート「100年時代のお金について考える」Vol.13として公開されたものです。

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