中国人が語る…日本人「連帯責任」という世界でも稀な恐ろしさ

※本記事は中国人キャリアウーマンの小野りつ子氏の書籍『ながら起業 明日クビになっても大丈夫な働き方』(幻冬舎MC)から一部を抜粋し、改編したものです。

他人の目立つ行動を許さず、互いに監視し合っている

「しがみつき」の要因は日本の企業体制にあると思いますが、それを増長させている背景には、義務教育のあり方が関係していると考えられます。中国でもほかの国でも義務教育はあるのですが、日本の義務教育は集団での行動を重視し、過度の協調性を求めるところに、他国よりも強い傾向があるように感じます。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

日本は集団主義で、欧米は個人主義だとよく言われています。「最近の日本は個人主義だ」という意見もありますが、私から見るとやはり集団主義です。日本では目立つ行動をしないことが善とされているので、小学校であまりにも手を挙げすぎると「ほかの子が当たらないから」と釘を刺されたりします。中国ではいちばん手を挙げる子供が褒められるので、大きな違いです。

 

自分が目立たないだけならともかく、他人の目立つ行動も許さず、互いに監視し合っているような同調圧力を感じます。まるで中国の文化大革命の頃のようです。

インダストロン株式会社 コンサルタント

電気機器業種大手一部上場企業でグローバル事業シニアマネージャーを務め、中国子会社の買収や海外会社のM&A、事業提携等の業務をこなしつつ、夫が起業したインダストロン株式会社のコンサルタントを務める。
1994年に中国北京大学を卒業後、中国郵政省国家公務員として、全国ネットワークバンキングプロジェクト(現・銀聯カードのシステム基盤)に参画。来日後は住友金属、デロイトトーマツコンサルティング他において、オープン系システムの構築、日系企業の海外進出ビジネスコンサルティングに携わる。2010年には当時所属会社のグローバルビジネス推進への貢献により全社特別賞を受賞した。
会社で安定的な収入を得ながら起業で戦略的なキャリアを構築するという自らの働き方を「ながら起業」と命名。自由度の高い次世代の働き方として、提唱と普及に努めている。

著者紹介

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ながら起業 明日クビになっても大丈夫な働き方

ながら起業 明日クビになっても大丈夫な働き方

小野 りつ子

幻冬舎メディアコンサルティング

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