■新型コロナウイルスとの闘いも2年目となり、足元では感染者数の増加や感染力の強い変異種が報告されていますが、今年はいよいよ世界的にワクチン接種が普及するとみられ、感染の収束が期待されています。
■米国では、バイデン新政権が始動します。これまでの米国第一主義と異なり、国際協調重視の姿勢を示すバイデン新大統領の下、貿易問題の進展や国際的な枠組みへの復帰が期待されます。
■欧州では、英国と欧州連合(EU)の新たな関係が始まります。当面は混乱が予想され経済への影響が懸念されます。一方で、EU復興基金が稼働し始め、欧州経済への強力なサポートとなることが見込まれます。
■中国では、中国共産党創立100年を迎えます。消費を中心とした内需強化と、貿易・資本取引面で対外開放路線を進める「双循環」の政策や、ハイテク産業などの高付加価値産業の育成、環境技術への取り組みが注目されます。
■日本では、新型コロナ感染動向やワクチン接種の開始時期、東京オリンピック・パラリンピックの開催可否などに注目があつまります。自民党総裁選に向けて政治的な動きも強まりそうです。
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(2020年12月25日)
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