\5月2日(土)-3日(日)限定配信/
「名義預金」判定のポイント
「大暴落時の保険」として組み入れを検討する手も
●マネージド・フューチャーズ戦略
コモディティ・トレーディング・アドバイザー(CTA)とも呼ばれ、様々な店頭市場、先渡し市場、先物・オプション市場にて、独自の運用プログラムを用いて、商品、金属、エネルギー、通貨、国債および株価指数を取引します。
この戦略では非常に厳密な取引規制に従い短期的なパターンに注目しながら収益を狙います。大きなレバレッジを掛けることもあり、わずかな値動きを捕らえプラス収益を積み重ねる戦略です。
CTAの運用手法の中で一番多く用いられるのがトレンドフォロー戦略です。相場のトレンドに追随し、ポジションを積み上げていくので、相場のトレンドが明確に出ていないボックス相場の場合、有効な投資を行えず収益を上げることが難しくなります。
また、相場のトレンドが頻繁に変わる場合は、ポジションが後手になり、収益がマイナスになる場合もあります。言い換えると、大きくトレンドが出た時は、大きな収益を上げる可能性があります。ファンダメンタル分析での結果が割安か割高かは関係ないので、リーマンショックなどのように、大きなトレンド(大暴落)が出た場合の保険として、CTAを組み入れることを検討するケースがあります。
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オルタナティブ投資の中で重要な位置を占めるCTA
CTAの運用会社としては、マン・インベストメントが最大手です。もともと、マイケル・アダム、デビッド・ハーディング、マーティン・ルーイックが、3人の頭文字をとってAHL社を1987年に設立しました。その後、1989年にマン・グループが51%の持分を取得しマンAHLになりました。
その後、3人は独立し、デビッド・ハーディングはウィントン・キャピタルを、マイケル・アダム、マーティン・ルーイックは共にアスペクト・キャピタルを設立しています。
ここ数年間、CTAの運用成績は全体として不調でしたが、伝統的資産クラスと相関が低い戦略として、引き続き、オルタナティブ投資の中では重要な位置を占めています。
※本連載は2017年に連載されたものに加筆修正を加え編集しています。
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