本記事は『改訂版 塩漬けになった不動産を優良不動産に変える方法』(幻冬舎MC)より一部を抜粋、再編集したものです。最新の税制・法令等には対応していない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

「長ーい目で見る不動産活用」焦って決めてしまうと…

不動産の有効活用は、時間軸のとても長い取り組みであり、今日、明日にすべてを決めなくてはならないといったものでもありません。コインパーキングだと大きな売り上げを得られるとはいえず、月次で見れば赤字のときがあるかもしれません。ところが、年間を通して判断し、その土地の固定資産税分を賄えればそれで十分という考え方もできます。アパート経営のように、業者に土地代を無視して利回り計算されてしまうようなこと、すなわち騙されてしまうようなこともありません。

 

専門業者による一定期間の一括借り上げでは、賃料保証として、赤字分のリスクを保証してくれるところもあります。一括借り上げではしっかりとしたシミュレーションを立てて取り組むので、解約する場合も、その手続きに沿って行えば安心です。

 

「時間稼ぎ」という点では、「相続税を延納にしてもよいので駐車場にした土地が高く売れる時期を待つ」という対応もできるでしょう。高く売却できたときに、相続人がそのお金で相続税を全額納めればよいのです。

改訂版 塩漬けになった不動産を優良不動産に変える方法

改訂版 塩漬けになった不動産を優良不動産に変える方法

相馬 耕三

幻冬舎メディアコンサルティング

バブル崩壊以降、買ったはいいものの収益を生んでいない賃貸物件や、地価の暴落でほったらかしになっている土地を抱える不動産オーナーは多くいます。ソニー生命の不動産整備などを実現してきた経験豊富な不動産コンサルタント…

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