日本各所に点在する、高級住宅地。どのようにして高級住宅地となったのか、その資産価値はどれくらいなのか。富裕層が住む、知られざる高級住宅地のストーリーを紐解いていきます。今回ご紹介するのは、世田谷区成城。

 

続いて、就業している人の属性をみていきます。成城4~6丁目に住んでいる6,970人、15歳以上の就業者は2,468人。職業分類別にみていくと、最も多いのが富裕層の代名詞でもある医師を含む「医療、福祉」で12.4%。そして企業の役員を務める人が19.1%。成城の高級住宅地に住む現役世代の3人に1人は医者か会社の重鎮、という可能性が高いようです。

 

2020年公示地価をみていくと、世田谷区成城6丁目、「成城学園前」駅徒歩7分強の住宅地で286.6万円/坪(86.7万円/m2)。都心に比べると地価はリーズナブルですが、該当地の敷地は73坪で、土地だけで3億円に迫る価格。成城で邸宅を手に入れるには、富裕層であることが絶対条件といえるでしょう。

 

美しい街区が広がる高級住宅地、成城。その街づくりを支える「成城憲章」に法的拘束力はありません。憲章に反した建物を建てることも可能で、事実、住民の高齢化や生活環境の変化により、敷地が細分化されたり、低層のアパートが建てられたりなどの動きが出ています。この街並みの維持は、これからも住民の努力に委ねられています。

 

2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」

 

■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ

 

■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】

 

■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

 

税務調査を録音することはできるか?
相続税の「税務調査」の実態と対処方法

>>>12/10(火)LIVE配信

 

カメハメハ倶楽部セミナー・イベント

 

【12/10開催】
相続税の「税務調査」の実態と対処方法
―税務調査を録音することはできるか?

 

【12/10開催】
不動産「売買」と何が決定的に違うのか?
相続・事業承継対策の新常識「不動産M&A」とは

 

【12/11開催】
家賃収入はどうなる?節目を迎える不動産投資
“金利上昇局面”におけるアパートローンに
ついて元メガバンカー×不動産鑑定士が徹底検討

 

【12/12開催】
<富裕層のファミリーガバナンス>
相続対策としての財産管理と遺言書作成

 

【12/17開催】
中国経済×米中対立×台湾有事は何処へ
―「投資先としての中国」を改めて考える

 

 

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録