新型コロナウイルス、インフルエンザとの同時流行は?
新型コロナウイルス感染の第三波の到来。すでに到来しているといわれていたり、瀬戸際といわれたりと専門家の間で言い回しの違いはありますが、確実に新規感染者は増えています。
厚生労働省11月11日発表は、以下の通りです。
国内での新型コロナウイルス感染症の感染者は110,156例、死亡者は1,841名となりました。
また、入院治療等を要する者は9,162名、退院又は療養解除となった者は99,108名となりました。
【PCR検査の実施件数】
2月18日~11月9日までの国内(国立感染症研究所、検疫所、地方衛生研究所・保健所等)におけるPCR検査の実施件数は、3,367,401件
GoToキャンペーンで人の移動は活発化していますし、冬の到来でウイルスが活動しやすいといわれる乾燥する日が増えていくので、素人的にも「こうなるだろうな」とある程度予測をしていたことでしょう。
ちなみに、新型コロナウイルスと同時流行が懸念されていた従来のインフルエンザですが、厚生労働省発表の「インフルエンザ定点当たり報告数・都道府県別」によると、2020年44週(10月26日~11月1日)で、全国の報告数は32件(前年同時期は4682件)。8月31日以降、入院患者の届け出数は累計12件(10月は10件)。保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校において休校や学年閉鎖、学級閉鎖があったのは、北海道で2件、福岡県で1件となっています。
流行が遅れているのか、それともよくいわれているように、新しい生活様式に対応した日本人、感染症予防が浸透し、従来のインフルエンザの流行は抑制できているのか、定かではありませんが、いまのところ、同時流行には至っていないようです。とはいえ、入院患者数は8月1件、9月1件だったのが、10月に10件と、寒く乾燥する日が多くなって来たのに従い増えているので、例年通り、細心の注意を払うことに越したことはありません。
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