日本各所に点在する、高級住宅地。どのようにして高級住宅地となったのか、その資産価値はどれくらいなのか。富裕層が住む、知られざる高級住宅地のストーリーを紐解いていきます。今回ご紹介するのは、渋谷区松涛。

 

続いて、就業している人の属性をみていきます。松涛地区に住む3,084人のうち、15歳以上の就業者は1,094人。職業分類別にみていくと、「学術研究、専門・技術サービス業」「不動産業、物品賃貸業」「情報通信業」と続き、大きな特徴はみられませんが、特筆すべきは、会社役員の割合。区平均11.9%を大きく上回る23.3%で、さらに松涛1丁目は28.8%にもなります。就業者の4人1人は企業の重鎮という水準は、都内を代表する高級住宅地ならではです。

 

2020年公示地価をみていくと、渋谷区松濤1丁目、「渋谷」駅徒歩12分強の住宅地で611.5万円/坪(185万円/m2)。さすが、渋谷の繁華街からも近いという交通至便な立地だけあり、かなり高額です。対象となっている地点は200坪、660m2程度と、都心とは思えないほどの敷地面積で、土地価格だけで驚きの12億円。普通の会社員であれば、人生を10回以上繰り返さないと買えないほどの水準です。

 

渋谷に隣接しながらも、格調の高い落ち着いた高級住宅街を形成する「渋谷区松濤」。日本を代表する企業のトップが居を構える街としても知られています。喧騒と驚くほどの静けさ。このコントラストこそ、松濤を唯一無二の高級住宅街にしています。

 

2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」

 

■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ

 

■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】

 

■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

 

税務調査を録音することはできるか?
相続税の「税務調査」の実態と対処方法

>>>12/10(火)LIVE配信

 

カメハメハ倶楽部セミナー・イベント

 

【12/10開催】
相続税の「税務調査」の実態と対処方法
―税務調査を録音することはできるか?

 

【12/10開催】
不動産「売買」と何が決定的に違うのか?
相続・事業承継対策の新常識「不動産M&A」とは

 

【12/11開催】
家賃収入はどうなる?節目を迎える不動産投資
“金利上昇局面”におけるアパートローンに
ついて元メガバンカー×不動産鑑定士が徹底検討

 

【12/12開催】
<富裕層のファミリーガバナンス>
相続対策としての財産管理と遺言書作成

 

【12/17開催】
中国経済×米中対立×台湾有事は何処へ
―「投資先としての中国」を改めて考える

 

 

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録