続いて、就業している人の属性をみていきます。山王地区に住む18,989人のうち、15歳以上の就業者は8,807人。職業分類別にみていくと、最も多いのが「卸売業、小売業」で、「製造業」「情報信業」と続きます。富裕層の代名詞である「医師」を含む「医療、福祉」は地区全体で8.7%。そのなかで「山王3丁目」が9.57%と高くなっています。また会社役員の割合は地区全体で9.6%。なかでも「山王3丁目」は12.13%と地区平均を押し上げています。
2020年公示地価をみていくと、大田区山王2丁目、「大森」駅徒歩6分の住宅地で220万円/坪(66.8万円/m2)。70坪近い邸宅で、土地価格は1億5,000万。都心近接と考えるとどちらかといえばリーズナブル感を覚える単価かもしれませんが、敷地面積の広い邸宅は、土地代だけでも1億円超という水準です。
JR「大森」駅に近接する、都内でも高級住宅地として知られている山王地区。一方で都心へのアクセスの良さから、賃貸ニーズの高いエリアです。敷地面積の広い、古くからの邸宅も多く残るエリアではありますが、一般世帯も住む住宅の混在化も進み、誰もがイメージする高級住宅地というイメージは薄れてきています。それでも落ち着きのある街からは、歴史に裏付けられた品格を感じることができるでしょう。
\1月20日(火)ライブ配信/
調査官は重加算税をかけたがる
相続税の「税務調査」の実態と対処方法
カメハメハ倶楽部セミナー・イベント
【12/23開催】
金融資産1億円以上の方のための
「本来あるべき資産運用」
【12/23開催】
タイ居住の国際弁護士が語る
「タイ移住」のリアルとメリット
【12/24開催】
高所得者・高収益法人が注目している
「ビジネスジェット投資」とは
【12/27-29開催】
「名義預金」vs「贈与」
“相続税の税務調査”で問題になるのは?
【12/27-29開催】
「相続」入門セミナー
相続人・被相続人双方が知っておくべき
具体的スケジュール・必要な手続き・今からできる事前準備
