脳が疲れ情報を処理しきれなかったとき、ながら行動のとき、気持ちが焦ったときなどに、思いもよらないミスをしてしまうことがあります。ヒューマンエラーを防止するには、活動の流れを追って「要因」を見つけ出すことが重要なのです。※本記事は化学系会社にて5年間ISO規格の品質及び環境マネジメント事務局を担当していた尾﨑裕氏の書籍『ヒューマンエラー防止対策』(幻冬舎MC)より一部を抜粋したものです。

 

例えば、企業において、「自分が製品の検定で合格を出さなければ、製品の納入が遅れ取引先や自社にも大きなマイナスが生じる。データ的にはわずかな逸脱なので、特にそれは問題だとは思えない」とか、犯罪においては「いまここで盗みをしなければ、自分は生きられない。これは生きるためには必要な行為だ」などのように身勝手な言い訳が“正当化”にあたります。

 

“不正リスクの3要素”この3つが揃うことで、人は不正行動に理由付けをし、見つかるという恐怖を振り払い、自分自身に釈明することができます。そうすることにより“善意の心”を断ち切るのです。

 

そんな不正を行う人の心の底には、その人の心境を大きく変化させる“何か”が、必ずあるはずです。リスクテイキング行動を防止する対策を考えるためには、“どのような状況が、そんなにまで人の心を変化させたのか”、その“何か”を探る必要があります。

 

 

※本記事は連載『確実に利益を上げる会社は人を資産とみなす』を再構成したものです。

 

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