良いことばかりの「ネット証券」あえてデメリットを考えた

証券会社には、大きく、総合証券会社とネット証券会社があります。株式投資を始める際、「色々と良いところを聞くことも多いので、ネット証券にした!」という人も多いでしょう。ネット証券にデメリットはないのでしょうか。※本連載では、AI技術を用いた株価予測ソフトを開発する、株式会社ソーシャルインベストメントでトレーダーとして活躍する川合一啓氏が、個人投資家が株式市場で勝ち続けていくための極意について説明していきます。

ネット証券の2つの大きな強み

店舗を構える総合証券会社に対して、近年はネット専門のネット証券会社が顧客を増やしています。そんな時代の流れにはやはり理由があり、いわゆる「ネット証券」には「大きな強み」があるのです。

 

ネット証券で良かったことは?(※画像はイメージです/PIXTA)
ネット証券で良かったことは?(※画像はイメージです/PIXTA)

 

■[ネット証券の大きな強み①]手数料が安い

株の売買において実は大きなコストとなるのが、手数料と税金です。

 

正確な運用記録をつけている投資家の方はお気づきだと思うのですが、手数料と税金は決して無視できないコストです。長期投資家が長期投資をする理由の1つには、手数料と税金を抑えるため、ということも挙げられます。

 

そしてネット証券では、総じてこの手数料が安く設定されています。

 

歴史ある大手総合証券に比べるとネット証券は新しい会社が多いため、安い手数料に不安を覚える方もいるかもしれません。しかしそれは、店舗を構えていないがゆえの当然の結果なのです。店舗の維持費、投資家と対面するスタッフの人件費が、ネット証券には不要です。

 

ですから、その分手数料を減らすことができるのがネット証券であり、ゆえに株ならネット証券がおすすめだといえるのです。

 

ちなみに、もう1つのコストである税金について、どの証券会社を利用しても同じであるとことは、いうまでもありません。

 

■[ネット証券の大きな強み②]対人セールスがない

ネット証券の大きな強みのもう1つは、対人セールスがないということです。

 

当然ながら、ネット証券ならば100パーセント自宅で株の売買ができます。そして総合証券のように担当者がつくこともなく、電話などの連絡や対面によって、株の個別銘柄やその他の金融商品をすすめられることもありません。

 

残念ながら、証券会社の利益と投資家の利益は、必ずしも一致しません。基本的に証券会社は手数料収入によってビジネスをしていますので、証券会社のすすめたい商品が、投資家の利益と相反することもあるのです。

 

ですから、証券会社の言うがままに株の売買をしても、それが投資家にとって最大の利益になるかどうかはわかりません。また、それで損をしても、もちろん証券会社に責任を負わせるわけにはいきません。投資は自己責任なのですから。

 

そしてそれゆえに、対人セールスのないネット証券には大きな強みがあるのです。

 

もちろんネット証券にも各種金融商品の広告が混じっていますが、対人ですすめられるよりもずっと、それはスルーしやすいでしょう。

 

そもそも、投資をする際には、最後は自分1人で決断をしなければなりません。人にすすめられた株を買っても思い通りにならないことは、ある程度経験のある投資家の方でしたら実感できるでしょう。ですから、自宅1人決断をすることができるネット証券が、やはりおすすめなのです。

 

特に、人に流されやすい人や、すすめられると断れない人などは、対人セールスのある総合証券は避けた方が良いのではないでしょうか。

株式会社ソーシャルインベストメント 取締役CTO

2013年、現在につながる株式投資手法に出合い、ソニーグループで会社員をしながら200万円を元手にトレードを開始。2014年には専業トレーダーとして独立し順調に資産を伸ばす。2016年、わずか1ヵ月で全財産3,000万円をなくし、タクシー運転手として再就職、再び兼業トレーダーとなる。2017~2018年、年利300~400%達成。2019年、株式会社ソーシャルインベストメントにて、多くの教え子を稼げるトレーダーへ導くべく活動している。

著者紹介

連載個人投資家が「株式投資」で勝ち続けるための極意

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