デトックス効果の高い食品とは?歯科医の食習慣を紹介
【朝食】
朝食を食べる習慣のない方、けっこういらっしゃいますね。夜遅く食べてしまった方、お腹がすかなければ食べる必要がないと思います。
朝目覚めて「お腹すいた」と思うのがベストですね。そんなとき、私は朝食に必ず発酵食品をとります。朝食は、その日一日をエネルギッシュに過ごすためにも、腸の蠕動(ぜんどう)運動を促してお通じをスムーズにするためにも、とても大切なものだからです。
納豆をよくいただきます。中年以降の女性に不足しがちなイソフラボン(大豆たんぱくに含まれる物質)が摂れますし、腸内環境を整えてくれる作用もあります。納豆にアボカドを刻んだものやシラス、のりなどを混ぜていただくのが私流です。
薄味が好きで、なるべく塩分を控えたいと思っているので、納豆についてくるタレは不純物も入っているので使いません。
私自身、外食以外はなるべく炭水化物を摂らないようにしているので、朝食の際、ご飯やパンを食べるにしても、ほんの少しにしています。
朝たくさん召し上がっても、摂取したカロリーはその日の活動で消費されてしまうので、あまり神経質にならなくてもいいと思います。しかしながらファスティングの際には、朝食をとってはいけません。
【昼食】
お昼には火を通したものゆでたもの、電子レンジを使った野菜をたくさん取ります。揚げものや既成食品、ハンバーグや、シュウマイ、練り物などは、普段は食べないようにします。カロリーが少ないものをお腹いっぱい食べます。前の日の夕食に使ったお野菜を温野菜にしていただきます。
1回に食べる量はかなり多めです。ニンジン1本にピーマン1袋をペロリ、ということもざらにあります。
食べるとき、ドレッシングを使うと、野菜本来の味がわからなくなってしまいます。私は「そのままの味」を楽しみたいので何もかけません。
ドレッシングがないと野菜が食べられないという方もいらっしゃることでしょう。そのような方には、添加物の多い市販のドレッシングではなく、エクストラバージンオリーブオイル、お酢、バルサミコ酢など簡単にまぜて手作りすることをおすすめします。