近年、「副業」が世間の高い関心を集めている。不景気で実収入の減少に加え、増税も後押しし、ますます家計を圧迫する現状が続く。自身も多数の副業を手掛ける俣野成敏氏が、将来に不安を感じるすべてのサラリーマンに「副業」のメソッドを紹介する。本連載は俣野成敏著『サラリーマンを「副業」にしよう』(プレジデント社)から一部を抜粋した原稿です。

Twitter、YouTube…とりあえず全部やってみる

「どのテーマを」「どの媒体で発表していくのか?」というのは、ペルソナとコンセプトの特性に合わせて選択します。

 

たとえば、若者を中心に人気のTwitterであれば、情報の鮮度もいい、という特徴があるものの、もともと長文には対応していません。

 

俣野成敏著『サラリーマンを「副業」にしよう』(プレジデント社)
俣野成敏著『サラリーマンを「副業」にしよう』(プレジデント社)

見映えのいい写真をたくさんアップしたいのであれば、InstagramのようなSNSが適していますし、ガッツリ自分の主張をしたいのであれば、ブログやメルマガ、そして動画ならYouTube …といったように、情報発信を行う相手と、媒体の特色に応じて選んでいきます。もし、いきなり絞り込むのが難しければ、いくつかやってみて、反応があったものに注力します。

 

マーケティングは、セールスのようにダイレクトな反応を受けることができないため、最初は手探り状態になることはやむを得ません。その段階では、できれば協力者を探すといいでしょう。自分の投稿を見て、感想をくれる仲間を募ると長続きしやすいでしょう。それらをヒントにして、メディアを育てていくようにします。

 

 

俣野 成敏

ビジネス書著者

投資家

ビジネスオーナー

サラリーマンを「副業」にしよう

サラリーマンを「副業」にしよう

俣野 成敏

プレジデント社

「老後2000万円問題」「働き方改革」「残業規制」…等々。政府も会社も「自助努力でなんとか生きよ」と突き放す中、コロナ・ショックによる「リストラ」が、さらに追い討ちをかけています。一方で、自己責任の名のもとに「副業…

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