大和証券、日興証券、野村證券を渡り歩いた原田茂行氏は、顧客資産を1660万円から12億5000万円へと、約75倍も増やしたアナリストです。同氏は日ごろどのように「儲かる株」を見極めているのでしょうか? ※本連載では書籍『株オタクの現役IFAが指南!本当に儲かる「株」講座』(幻冬舎MC)より一部を抜粋。過去の波乱相場から学ぶ株式の正攻法や、投資に失敗する人の共通点、銘柄データのチェックポイントまで、「暴露話に近い」ノウハウを解説します。

「パズドラ」「モンスト」の株価高騰がスゴかった

当時私もiPhoneを手にしたばかりで、これからはスマホの時代が来ると予感し、スマホ関連の銘柄を漁っている真っ最中でした。

 

子どもの意見を聞いた瞬間、「これだ!」とパズルの最後のピースがはまったような感覚を味わったものです。スマホゲームの急成長を確信し2011年ごろより注目。トレンドの先乗りができ、スマホゲーム関連銘柄では大きく利益を出すことが叶っています。

 

スマホゲームは一発当たると本当に大きく、ガンホー・オンライン・エンターテイメントは「パズル&ドラゴンズ」のヒットで株価は2012年から2013年で約100倍、ミクシィは「モンスターストライク」で2013年から2014年で約35倍となっています。

 

この頃はスマホゲームは抜群のポテンシャルを秘めていたため、会社が新作のゲームをリリースすると発表するやいなや株価が急騰しやすく、定期的に急騰急落を繰り返す特徴がありました。

 

アクセルマークは2013年8月に新作ゲームが出るという発表だけで株価が2倍に成長、その月の株式売却で大きく利益をあげたのを記憶しています。2014年5月に490円をつけてから、2015年1月に6240円まで上がるという暴騰劇を演じたこともあります。

 

スマホゲーム事業に紐づいて注目したのがイー・ガーディアン。SNSの監視やゲームのデバッグ(プログラムの誤りを見つける)作業など、ゲームサポートやサイバーセキュリティ全般を担っている会社です。

 

会社の業務内容から考えると非常に将来有望だと感じましたが、2015年当時は売上利益ともに停滞していて、投資家からの人気はまったくといっていいほどありませんでした。決算説明会にも大手証券会社や運用機関からの参加者がなく、質問者もほとんどいない状態です。

 

2015年から投資を開始、2018年から業績が一気に伸びていき、264円だった株価は2018年に4825円まで上昇しています。周りの意見を取り入れ、スマホゲームの将来性に着目できたからこそ、出すことのできた利益です。

 

■偏り過ぎは禁物

 

周りの意見に耳を傾けることがいかに重要か、以上の例からお分かりいただけたと思います。ただし、耳を傾け過ぎるのも危険です。傾け過ぎは視野を狭めてしまうことがあるからです。

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株オタクの現役IFAが指南!本当に儲かる「株」講座

株オタクの現役IFAが指南!本当に儲かる「株」講座

原田 茂行

幻冬舎メディアコンサルティング

オタク的に株を愛する著者が導き出した「足で稼ぐ」投資とは――ヘタなテクニカル分析は時間とお金のムダ!? 「推し銘柄」は決算説明会や展示会でこそ出会える! 過去の波乱相場から学ぶ株式の正攻法や投資に失敗する人の共通…

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