【2/10開催・WEBセミナー】現役ヘッジファンドマネジャーが特別登壇!
10年超ニューヨークを拠点に戦う独立系運用会社CEOが語る
「ヘッジファンド投資」の魅力と活用法
次に、スウェーデン中銀が相対的にマイナス金利導入への距離が近い理由を挙げると、一番の理由はスウェーデン中銀が前回の会合で利下げ(過去にマイナス金利を運営しているので再導入)の可能性に言及したからです。また、過去にマイナス金利を導入していることから、全くの新規に比べ抵抗感は少ないと思われます。さらに、スウェーデンはキャッシュレスがもっとも進んだ国のひとつであることも、マイナス金利導入に有利な環境である可能性も考えられます。
しかし、そのようなスウェーデンであってもマイナス金利導入には、少なくとも現在の局面では優先順位が低いように思われます。新型コロナの感染拡大に伴う経済危機では銀行を通じた流動性供給がまずは必要だからです。マイナス金利の導入は、あるとしたら需要政策や、現在は比較的落ち着いているクローナの通貨高是正など、これからの対策のひとつの選択肢(使わない場合もある)という位置づけであると思われます。
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『スウェーデンの金融政策から学ぶ』を参照)。
(2020年7月2日)
梅澤 利文
ピクテ投信投資顧問株式会社
運用・商品本部投資戦略部 ストラテジスト
カメハメハ倶楽部セミナー・イベント
【12/10開催】
相続税の「税務調査」の実態と対処方法
―税務調査を録音することはできるか?
【12/10開催】
不動産「売買」と何が決定的に違うのか?
相続・事業承継対策の新常識「不動産M&A」とは
【12/11開催】
家賃収入はどうなる?節目を迎える不動産投資
“金利上昇局面”におけるアパートローンに
ついて元メガバンカー×不動産鑑定士が徹底検討
【12/12開催】
<富裕層のファミリーガバナンス>
相続対策としての財産管理と遺言書作成
【12/17開催】
中国経済×米中対立×台湾有事は何処へ
―「投資先としての中国」を改めて考える