怖くて危険は過去のこと!?「鶴見」の変貌ぶりがスゴかった…

どこの街に住むかの選択は、仕事やプライベートに大きな影響を与える。さらに家賃が家計支出の大きなウェイトを占めることを考えると、居住地は資産形成までも左右するといえる。総合的に考えて住みやすい街はどこなのだろうか? 20代後半から30代前半の単身会社員の住み心地を考えていこう。今回取り上げるのは、京浜東北線「鶴見」駅。

怖くて、危険…マイナスイメージが強い街

「鶴見」駅は、横浜市鶴見区にある、JR京浜東北線の駅です。ほかに京浜工業地帯を走るJR鶴見線の始発駅でもあります。また徒歩5分ほどのところには、京急線「京急鶴見」駅もあります。1日の乗車人数は8万人強。駅の歴史は古く、開業は1872年。日本初の鉄道となる「新橋」~「横浜」間の開業と同時に誕生しました。

 

京浜東北線
京浜東北線

 

鶴見という地名の由来は諸説ありますが、そのなかのひとつが、鎌倉幕府をひらいた源頼朝にまつわる伝承。頼朝公がこの地で鶴を放したから、というもので、鎌倉時代からその地名は登場しています。江戸時代は、東海道の川崎宿と神奈川宿との間に位置する村で、神奈川奉行のお預かりの天領でした。

 

鶴見といえば、臨海部に大規模な工場群が広がるイメージが強いでしょう。確かに、臨海部の工場地帯は、高度成長期に京浜工業地帯の中核として日本を支えた地域。産業構造の転換によりその地位は低下したものの、いまなお、日本を代表する企業が事業所を構えています。

 

そんな工業地帯は「鶴見」駅から、途中、住工混在地区を経た先にあり、駅周辺にその面影はありません。駅周辺は商業の集積地。西口には80年代に誕生した商業施設「フーガ」。広めにとられたロータリーを雑居ビルが囲み、少々昭和感が残る街並みですが、京急線の高架下には2017年に「ウィングキッチン京急鶴見」がリニューアルオープン。利便性が向上しました。

 

東口は再開発によって、複合施設「鶴見シークレイン」がオープン。ショッピングゾーンのほか、「横浜市鶴見区民文化センター サルビアホール」「鶴見国際交流ラウンジ」などの公共施設がはいっています。さらに2012年には駅ビルがリニューアル。70ほどのテナントが入る商業施設「CIAL鶴見」がオープン。若者向けの店が多く、休日には遠方からも人が訪れるなど、街の様相が変わったといいます。

 

しかし、どこか怖く、どこか危険なイメージのある「鶴見」。再開発によりキレイになったといいますが、実際のところはどうなのでしょうか。

 

神奈川県警が公表している犯罪率をみてみると、神奈川県でもっとも犯罪率の高いのは、横浜市の行政の中心である横浜市中区、続いて「横浜」駅のある横浜市西区、さらに「川崎」駅の東口エリアの川崎市川崎区と続きます。これらの街の人口100人あたりの犯罪件数は2%を超えています。

 

では「鶴見」駅のある横浜市鶴見区は、というと、神奈川県で13位。犯罪率は1.2%と、同じ横浜市の中区や西区の半分です。鶴見にいまなお残る負のイメージは、遠い昔のものだといえるかもしれません。

 

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著者紹介

連載データから紐解く「住みやすい街」

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