会社の信頼性と専門性が問われる業界だけに・・・
先日筆者は、1年間探していた中古車を購入しました。15年も前の古い車で、車好きの間では人気の車種です。また、私が色や走行距離、1オーナー等々の条件を付けたため、市場に商品がなく、それで見つかるのに1年もかかってしまったというわけです。
どのように探したかというと、まずインターネットでその車種を扱う中古車店を見つけ、その中で信頼できそうな店をいくつか回り、最も自分と相性が良さそうな担当者を見つけ、彼に1年かけて(というか見つかるまで)探してもらうという方法を採りました。
私自身は本業があるため、独力で手を尽くして探し求めるには限界があります。特に15年も前の中古車(しかも輸入車)であれば、走行距離すら偽装されていることもよくありますし、エンジンの状況等々は素人では全くわかりません。そんなわけで、私は信頼できる専門家に任せたわけです。
新車の場合はその心配はないでしょうが、中古車の場合はひどい会社(担当者)にあたってしまうと、とんでもない事故車やメーター巻きなおし車を法外な値段で売られることが多々あります。そしてこれは、不動産の場合にもあてはまり、会社(担当者)の信頼性と専門性が非常に問われる業界です。
物件を見つける以上に重要となる専門家探し
素人の方が闇雲に手を出して痛い目を見たという例は枚挙に暇がありません。自分の目で不動産物件をある程度見るというのは、それはそれで重要なことです。なぜならアパート事業はあくまでも投資であり、最終的な責任は自分で負うため、自分自身の判断基準を持つ必要があるからです。
しかし、一方で重要なのは、その判断基準を伝え、それに沿って物件を探してくれる、さらにはアドバイスしてくれるパートナー(専門家)を探すということにあります。自分の信頼する専門家を見つけるというのは、物件を見つける以上に重要なことであり、信頼できる専門家を見つけることが、いい物件を見つける最短距離ともいえるのです。
ですから、インターネットで物件を見ることもいいですが、本気でアパートの購入を考えるならば、物件を探す前にまずは不動産会社をいろいろ回って、自分に最適な会社を探すことが非常に重要となります。